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バレー・テニス中心のスポーツブログ

男女バレー・テニス等のスポーツ、ダイエットを記載します

全日本女子バレーが本気で金メダルを獲るには、どうしてもMBの得点力とブロックを含めたディフェンス力の急激な進化が必要。

そのための新戦術「MB1」も進化を含めた続行を宣言した全日本女子。やはり今のMBの実力では世界一になるには厳しいという判断なんだと痛感します。

でも個人的には今でも1stテンポを常に作れる状態にあるMB2は絶対に理にかなった攻撃だと思います。どうやれば実現できるか?色々と今季考えました。といっても素人が考えてもたかがしれてます。今季の全日本候補の2選手の攻撃力に少しだけ賭けてみたいと思いました。

モントルーも参加するので、どこまで力を発揮できるかしっかり見届けたいです。

『平松美由紀』181㎝、22歳

確かに大型新人ではありません。181㎝、ワンレッグで得点をするタイプの選手。最高到達点297㎝と高さがある訳でもないですが、近年のMBには珍しくスピード、テンポの速いワンレンッグができる選手です。

日本のMBと言えば、187㎝岩坂、183㎝大竹くらい。2人共にテンポの速い攻撃は得意ではない。今季選ばれると確信していた182㎝島村が外れ、後は181㎝大野果奈くらいでしょうか。

復帰した182㎝ベテラン庄司、あとは山口、関、川島など。どうやってMBは200㎝近い海外の選手達とどう戦うのか?不安さえよぎるメンバーだと個人的に思ってしまいます。

たまにMBは悪くない、貢献はしてるし、これからの見たいに期待してほしいという意見もありますが、結果としてデータを見ると貢献度は非常に低い。


2013のMB2だったWGPと2013のMB1だったグラチャンのMBの得点力の比較です。やはり倍違う。"倍"というのは物凄い差です。MB2人でなくMB4人分の得点、すなわちサイドアタッカー1人でMB3人分の得点力をだしているということ。

特に懸念しているのが、「私が全日本を引っ張っていく、私が中心で全日本を何とかする」そういう先頭きってプレーをしている選手が1人もいないこと。どうしてもサイドアタッカーの後についていっているメンタル面が情けないと最近思います。

そこで期待したのがMBには珍しく、自分がやる!自分がやらないとチームが負ける!そんな危機感を持っているNECの島村でした。しかし2014全日本には選出されず。。。

となると、もうほんの数人しかいない。平松か大野くらい。岡山の3人はサーブ、ブロック、スパイクと総合的に見て世界相手には厳しいと感じます。特にネットに近い攻撃は強豪相手にはブロックの餌食。

庄司もドイツのブンデスリーガを経験しましたが、最初の数か月はスタメンだったものの、後半はほぼ控え中心。試合勘がない中、どこまでできるかです。

岩坂は正面のブロックはいいものの、テンポの速いアメリカやブラジルには横移動がついていけず、大竹も少しずつ成長はしているものの、突出した攻撃やブロックがないのが難点。

では平松選手の特徴を見ていきましょう。


■得意のワンレッグ 動画18:25~山田のサーブ
 平松選手で思い浮かぶのは、ワンレッグ。
(画像1)
矢野サーブからチャンスボールを山田が1stタッチ。更に助走に入る平松。この段階ではCワイド?ワイド?L?かは全く不明な助走で◎

(画像2)
相手のMB南は最初からマークを捨て、サイドに。佐々木がマークするも全く平松のテンポの速さについていけず。

(画像3)
佐々木のブロックがネット上に完全に出る前に打ち終わってます。これがまさに1stテンポの速さ。見事なCワイドです。これだけのスピードがあれば、海外相手でも十分通用すると思います。

しかもしっかりとクロスに決めているところが◎。久々にこんな素晴らしいワンレッグを日本選手で見ました。ジュニアやユース選手へのお手本のようなワンレッグです。

また藤田のトスを出すタイミングも◎。このコンビでのモントルーが楽しみです。後はワイドも、Lもあり、クロス、ストレートにも打ち分けできる。

平松選手がいい部分は、まず打ちだしが速いこと。打ちだしが速いというのはバックスイングが極力小さく、体の回転、体幹を使ってボールに球威を与えることができるのが本当に素晴らしい。

ブロックにおいてはまだまだ体幹が不足してますが、スパイクにおいてはこの空中バランスがあれば、十分な体勢でテンポで打てますね。

あとは大友、井上香のようにCワイドと見せかけてLのCLを身につけてほしい。これをマスターすると非常に素晴らしいMBアタッカーになりますね。

ワンレッグは素晴らしいですが、後は全日本の基礎的な攻撃のA、B、Cをどこまで打てるのか!?その点もチェックしたい。

今の全日本はパワー不足のワンレッグを止め、A、B、Cの速攻を多く仕掛けています。でも平松のワンレッグは世界相手でも通用すると思います。特にワンレッグのディフェンスが苦手なタイなどには効果的な選手だと感じます。

MBがワンレッグをする利点は、相手のレフト側のブロックを1枚ひきつけるので、ミドルが1枚になる。となると日本の得意なミドルBSが効果的に決まりやすい。ロンドン五輪までは江畑、迫田のミドルBSが竹下のゲームメイクの元、非常にいいタイミングで決まってました。

この平松を使った場合のサイドアタッカー陣の動きがどうなるのかにも注目です。

■しっかり役割を果たすMBとしてのオトリ 動画開始13:00~
(画像1)
車体のレセプションアタックの場面で、前衛は藤原と平松の2枚。その時に日立はパオリーニがミドル前衛。

(画像2)
平松はLに入るための助走を始めると、パオリーニは平松マークへ。結局平松は日立のブロック2枚を引き付ける結果となり、それを見た藤田は楽々と藤原へトスアップ。1枚なので豪快に高い打点から決める藤原。

ここですね。MBの役割の一つとして、こういう見えない役割が必須。相手のMBブロッカーを引き付けて、サイドを1枚にできるだけの攻撃を平松が印象付けていること。この役割を世界のブロック相手にできるかどうかです。その辺りもモントルーで見ていきたい。

■結果が出にくいブロック
・動画開始7:00~矢野のサーブ
 (画像1)
矢印の5番が平松選手。日立の攻撃がライトになると、横移動でライト側へ。

(画像2)
しっかりと進行方向を向き、男子のフォームに近い2歩移動ですが、まだまだ体幹が弱く、筋トレ不足なために、空中バランスで斜めに跳んで垂直に着地する技術が把握できてない状態。

(画像3)
どうしても着地後に体勢を崩してしまい、トランジションでのスパイク助走に大きく影響し、攻撃に参加できてない状態。平松が跳ぶときはサイドアタッカーと接触して捻挫など怪我しないか冷や冷やします。


まだまだブロックは大きな課題です。ただ岡山の選手のようにカニ歩きでブロック移動するのと違い、男性的に脚力を生かしたフォームができてますので、移動速度アップも可能で、筋力アップと経験が必要かと感じます。まだまだ読みが甘い傾向にあります。相手セッターとの駆け引きに負けている印象です。

後はサーブとディグ。サーブはまだまだフォーム改善の余地があり、球威が不足している印象。もっと高い打点から効果的に打てるサーブに改善してほしいです。昨年度に全日本に参加した岡山の川島などは見違えるようなサーブの向上(コースの精度、球威、高さ)が見られ、岡山でも十分な活躍を見せました。

サーブとディグの向上を全日本で期待したい。近年、珍しいテンポの速さとキレで勝負するMBなので、大事に大きく育てたい選手だと思います。

大野果奈選手についても一緒に書こうと思ってましたが、長くなってしまったので、別途書こうと思います。

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