栗原は「リオ五輪」を目指す | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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いや~、栗原選手の嬉しい報告です。


自分は度重なる左足の怪我でのロンドン五輪までの燃え尽き症候群を心配し、引退をも覚悟してましたが、本人から「五輪出場つかみたい」とコメント

http://www.asahi.com/sports/update/0715/OSK201207150017.html  

http://www.sanyo.oni.co.jp/feature/sports/seagulls/2012/07/14/20120714230054.html


やはり人の影響って大きいですね。自分の可能性に幻滅していたここ数年。ピークのプレーを自分で知っているだけに、現状の自分に納得がいかないんでしょう。今の自分がこの先何をしていけば可能性があるのかを的確にアドバイスし、全面的に面倒を見てくれると感じたのが、河本監督だったんだと思います。


何か、嬉しいですね。残念ながら、今の時代は優秀な指導者が少ないかもしれない。昔が良かったということではないが、統率力というか、今のデータ時代に合いながらも、選手の能力を引き出すような監督が、自分の見た目では数人。


トヨタ車体の葛和監督もVリーグから一線を退き、もはやベテラン監督は達川監督のみ。おそらく来季のVリーグを最後と思っているかもしれない気がする。ベテラン監督は無理を承知でプレーさせるため、怪我人が多いというのも現実。


しかし若返っても、戦略が追いつかずに、現状維持のまま。逆に怪我をするケースもある。男子バレーのイランを見れば一目瞭然。イタリアの世界制覇2度の実績を持つベラスコ監督によって、イランバレーは本当に大きく変わり、今やアジアNo.1の実力。批判もある真鍋監督も優秀な監督の一人。おそらく真鍋監督以外であれば、世界バレー3位というのもなかったかもしれないし、木村沙織の成長もなかったと思える。


特に木村沙織が大きく成長したのは、ブロードジャンプでのスパイクフォーム。就任直後の2009年からそれを徹底的に追求し、Vリーグの菅野監督も含めて、1年がかりで世界のエースアタッカーに変わった。


優秀な監督。選手の能力を引き出す監督。今の日本には選手というよりも、有能な監督が必要なのかもしれない。


正直、現状の栗原選手が、すぐに岡山のバレーに栗原選手が馴染めるとは思えない。しかし、ジャンプとスピードを以前よりも失った栗原選手には、最も適した場所だとも思える。


繋ぎが上手く、1人の選手が複数のポジションを使いこなせ、強打ではなく、フェイントや軟打、ブロックアウトなど、バレー本質そのものを知っているチームと言っても過言ではない。おそらくVプレミアの中では細かな技術を持つ選手が最も多いと思う。


その中でスピードなのか?上手さなのか?はまだわからないが、もう一度基本に戻って、何かを掴んでほしい。自分が思うには、助走をポンポンと2歩助走にして、早いバレーに対応する基礎技術を習得してもいいと思う。


もしかしたら、何をするかわからない河本監督。栗原MBという可能性も無きにしもあらず。山口と栗原がMBでレセプションを2人がこなすという異色のフォーメーションもありえる可能性もある。今年は色んな可能性や新しい技術に挑戦してほしいと心から思います。


真面目に楽しみです!