石川遼選手がアメリカPGAツアーに参戦中で、日本ツアーを欠場中の中行われた日本ゴルフツアー選手権のメジャー大会。
石川遼無き日本ゴルフツアーは、アラフォーの30代、40代ばかりが活躍するTV的にはオジサンばかりで、視聴率低迷を隠せない非常事態だったが、今週はようやく期待の若手が続々と活躍。アラフォーの活躍が悪いということではないんです。
新しい世代の力と熟年パワーの切磋琢磨の争いが男子ゴルフ界の活気には必要と思ってます。
その中でも群を抜いて光ったのが、優勝した「藤本佳則」若干22歳の大学卒業したばかりのルーキー。しかもツアー5戦目での初優勝は、ツアー記録タイの快挙。

藤本選手は、165㎝と身長も高くないが、がっしりとした体格から、非常に体幹の強さを感じる素晴らしいスイングからのコントロールショットが抜群にうまい。
東北福祉大学出身で、池田雄太の4年後輩らしい。2006年の世界ジュニアゴルフ選手権で2位に入るなど、実績は実証済み。
キャラクターとしては池田雄太の後輩だけあって、ジャンボ尾崎を彷彿させる風貌と態度とファッションで、石川遼的な新世代スターとはまたちょっと違う。どちらかというと女性ファンの多い石川遼に対し、オジサン受けするタイプ。
しかしゴルフは本当に素晴らしい。特に150ヤード以内のショットは、振り切らずに、ボールをヒット後に手首を返さずにそのまま体の方向にクラブフェイスを向けるコントロールショットで、抜群に精度が高い。
トップスイングで腰まで周りすぎているのが少し気になるが、素晴らしい体幹とバネをもったスイング。
身長がない分、ボール弾道の高さがでにくいので、それを逆に利用し、低めの弾道で球とフェイスの接触時間を長くすることで、強烈なスピンをかける。
ようやく天才的な選手がでてきた。これだけの完成度の高いマネージメントゴルフと勝負どころでも冷静で平常心でできるメンタル面を持つ選手はそうそういないので、これからの日本男子ゴルフ界を引っ張っていく立場になるだろう。
しかし、22歳とこんなに若くても石川遼の2つ年上の先輩。まだ石川遼の方が後輩に当たり、若いのだ。
ツアーのスタッツを見ても、
・賞金ランキング 2位 4843万
・平均ストローク 1位 69.05
・平均パット 1位 1.6978
・パーキープ率 1位 90.74
・パーオン率 2位 69.75
・バーディ率 1位 4.33
・ドライバー飛距離 38位 284.96ヤード
・フェアウェイキープ率 6位 64.68
とドライバーに若干の改善余地があるが、他のスタッツは断トツの安定感。これだけ全てのショット・パットが整っていれば、上位にはきますね。
なかなかすべての技術が整っている選手はいないので、この安定感をもってすれば、2012年の賞金王も夢ではない感じです。
なかなかすべての技術が整っている選手はいないので、是非期待したいです。