シェアピ(楽しい保全教育)は「言葉選び」から★ | シェアピ式園館活性法 byつまき♪

シェアピ(楽しい保全教育)は「言葉選び」から★

園館(等動物施設)は、規模も運営組織も関係なくすべて保全教育施設ですので、「保全(共生)の意識と行動を育む」がテーマ(何かするときの判断基準)になります♪

 

目的地は「お客さんの脳内」なんです♪

 

教育とは伝えることでもありますので、伝える際の言葉選びが非常に重要になります★

 

園館のスタッフさんや掲示物などの発信が、どのような言葉選びをしているかが、お客さん(現場・ネット・メディア)の意識を左右します★

 

自分の言動の「向こう側(お客さんの脳内)」を常に考えることがオススメです♪

 

ということで、私が講演やアドバイスでお伝えしている「オススメの言い換え」や「NGワード」は多岐にわたります♪

例えば「エサ(エサやり)」など、無意識のうちに動物さんを下に見る言葉は厳禁です。

 

逆に、動物さんへの敬愛の想いが伝わる言葉を園館の皆さんが使っていますと、想像以上に良いイメージや影響(効果)があります♪

 

・・・ということを10年以上熱く伝え続けてきて感じるのは、現場の方が真剣に考えて納得したら言葉の置き換えは早く進むということです♪

なので、理屈もいちいち説明しています♪

 

「エサ」は、だいぶ減ってきましたよ♪

時々、園館の発信で見かけると「まだそんなこと言ってんの?!」と驚くくらい、変化の広がりを感じています♪

と敢えて書くことで、世の中の状況って変わるし変えられるものなんですよ・・・と、年齢を問わず園館内外の方々に実感して頂きたいです♪

 

私が園館応援を本格的に始めた2010年頃は、園館内外のあちらこちらに絶望が鎮座していましたが(笑)、それも相当変わってきましたし♪

とは言えまだまだ絶望の前で立ちつくしている方々も多いと思いますので、「1つずつ変えていける。それがいつか大きな流れになる」と、お伝えし続けるのも私の当初からの任務です♪

どうか、精神を病まない程度に、そして異動させられない程度に、動物さんたちにとっての最後の希望として諦めないで頂きたい♪

むっちゃ応援しています♪

 

ちなみに「エサ」の置き換えは、お客さんに対しては「食べ物」や「ごはん」がいいですし、お仕事的には書きやすい「フード」がオススメです(「エサ」と画数は同じです!)♪

 

話を戻しますと、こないだ(2021年3月)行った富士サファリパークの、サファリバスのドライバー兼ガイドさんの言葉選びと明るく楽しそうな雰囲気が、とても素敵でシェアピれたのです★

 

絶対に「エサ」とか言わず、動物さんへの敬愛の想いや感謝の気持ちが伝わってくる説明を聞いたお客さんは、「無意識のうちに動物さんを下に見る」ような意識にはならないと思います♪

それどころか「動物さんて、素敵な存在なんだな~」と感じる可能性が高く、まさにシェアピ=動物さんとの幸せ共有体験=保全教育です♪

動物さんが好き過ぎて園館応援を仕事にしてる私ですら、例えば飼育員さんが担当しているゾウさんに対して福祉向上に励んだり素敵な言葉で説明して下さったりすると、「ああ、ゾウさんてそれほどまでに素敵な存在なんだなぁ」と改めて気づくことがあります♪

 

園館の各職の皆さんが、動物さんに対して敬愛や感謝の気持ちを持ったり素敵!と想っているのかどうかが、使う単語からもビシビシ伝わってくるのです★

 

お客さんの脳内が旧式なまま、もしくは後退するような言葉選びより、共生の意識と行動を「新しい楽しさ」と思うくらいの言葉選びをしたほうが、意義やモチベーションや費用対効果も高まると思います♪

 

富士サファリパークの素敵なドライバーさんのガイド動画はこちら