狂おしき 才が体を 食い破り
 その身を糧に 名永久に遺す

才能というより本能のままに生きる猫。
佇まいが芸術作品。(写真はハスカップ)

チネラヴィータにて、『ゴッホ最期の手紙』を鑑賞。
全編油絵という手法以上に、
天才の孤独、悲しみ、もどかしさが、ずしり。

才能が体に収まりきらなかった、というか、
才能が膨張して体が保たなかった、というか。

破滅する天才を見ると、
大友克洋『AKIRA』の鉄男が頭に浮かびます。

金田君くらいが、生きて行くには丁度いいのかな。