「ピース」
先ほど読み終わりました。
本屋で表紙が目立っていたので
面白いかな。と読んでみました。
お~!なるほど!
と、ラストで思うのですが、
なんというか、ラストの謎解きがあまりにも
ぎゅっと詰まりすぎていて
突然急展開でバタバタ終わる
と、いう感じ。
でも、そう繋がるのか!と、読み応えがありました。
「冷たい校舎の時は止まる」
まず、主人公の名前が作者の名前と同じ。
という面白い始まり方。
この本は当たりでした!
受験を控えた冬、
雪の中集まった8人の生徒が誰もいない校舎に閉じ込められる。
この8人はとても魅力的なキャラクターで、
学内でも学園祭の委員などをしている頭のいい子達。
だけど、学園祭で自殺したクラスメイトの名を、どうしても思い出せないことに気付く。
自殺したというクラスメイトがこの状況に関わっているのか。
この8人のうち、1人が死んでいるのでは…? 疑心暗鬼はふくらみ、彼らは追いつめられていく。
終わり方は少し切なくて、でもほっとする気持ちになれました。
いい本だった~。
「永遠のゼロ」
戦時中、お国のために命をかけるのが当たり前だった時代
誰よりも敏腕なパイロットが
誰よりも命を失うことを恐れて、
周りの隊員たちにも陰口をたたかれても
「死にたくない」「生きたい」とこだわり続けた。
しかし、戦争が終わるという
最後の最後で
彼は命を投げ出して
戦いに挑んだ。
その理由を知るために、
孫たちが事情を調べていくのですが…
これもまた切なくていい作品でした。
さあ、次はなにを読もうかな。
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