エセンレルの婚姻執行機関には予定よりも早く着きました。


私たちより前にnikahをした人たちの親族やら友達やらで会場はとても賑わっていて、ろくにマスクもしてないし、コロナは一体どこへいったのという感じ。


私たちは舞台裏の控え室のようなところに通されました。しばらく待っているとムスの親族が次々と来てくれました。


部屋が狭いので入っては出て行って、の繰り返し。顔が似てるし人数も多いし誰が誰なんだか最後にはよく分からなくなる日本人。


密にしなくなかったので私は証人としてベイザと、ラマザンしか呼ばなかったのですが、母方の親族だけで余裕で50人弱はいました。笑




トルコの結婚式nikahは、婚姻執行人、花嫁花婿、証人2人が舞台の上にあるテーブルを囲って座ります。



時間になったら呼ばれて、あっさりと入場して席につきました。もうコレ始まってるんですか??という感じでした。笑



マスクをしたエライひと(執行人)が私に頑張って英語でお父さんとお母さんの名前は?と聞いてきました。



ちょっと悪いかなと思いつつトルコ語で返事しました笑笑




ムスムスも同じように父親と母親の名前を聞かれ、あとはEVETと言い、証人もEVETと言ったら、成立、ということで、サインします。






サインしたら家族手帳をもらいます。これは今後イカメットを更新するときにも必要となります。



そのあと花嫁のベールをあげて花婿がおでこにキスします(イスラムのお国なので人前で唇にチュッとするのはダメだそうです)



↑ベイザの弟が撮ってくれました。ムスは鼻が高いので私のデコに鼻が刺さります。





最後に証人2人と写真撮ってnikahはおしまい。


ベイザ、小さいな!笑





ということでnikahは5分で終わります。




そのあとは会場の外に出て、来た人が花嫁花婿に金のメダルや金のブレスレット、お金(封筒に名前を書いてその中にお金を入れる人も)をピンでつけます。



これが日本でいうお祝儀のような感じです。




ベイザもつけてくれました(涙)







実際は衣装にはつけず、首に下げたリボンに皆んなつけてくれます。




こんな感じでnikahはおしまい。このあと披露宴はしなかったので身内だけでムスママの家に集まりました。



一人暮らしのムスママの家に40人くらいぎゅーぎゅーに集まりました。


コロナのこともあるし、楽しいとか愉快とかいうより先に怖さがくるのは私だけ?笑



ドレスはムスのいとこの子が脱ぐのを手伝ってくれました。ムスママの寝室で。



脱いで着替えてるときにはもう隣の部屋でガンガンに音楽をかけて踊ってるトルコ人。笑笑



あらゆるところから座れそうなものとテーブルになりそうなものを引っ張り出してきて、ラフマジュンとバクラヴァを食べました。



私は4歳の女の子からすごく気に入られて、ずっとちょっかいかけられたり踊りに連れ出されたり…でした。



その女の子の弟、どこかで見たことあるなぁ?と思っていたら、いま放送中のYasak Elmaというドラマに出てくる子役でした。笑



そんなこんなで、少し落ち着いたら徐々に帰って行って、ようやく家に空間が生まれました。やれやれ。



ムスムスもおねむだし、帰る気力もないので、その日はムスママの家に泊まりました。




それにしてもトルコ人の女の人は人の家であってもよく動きます。食器棚からアレコレと勝手に出してきて配ったり、片付けや洗い物もしたり、タイミングをみてチャイをいれたりと、人の家を自分の家のように使いこなします。



慣れているのか、そういうDNAなんだか。




ということで、トルコでの結婚式は終わりましたが、手続きはまだ終わっておらず、次は日本国領事館に様々な書類を持っていきます。




ひとまずおつかれさまでした〜〜〜






Zon.









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