【ネタバレ注意】オスマン帝国外伝をもっと楽しむ！ヒュッレムの息子、メフメトは現在どこに…？

MerhabaライターのZonです

※オスマン帝国外伝シーズン3

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https://tripnote.jp/istanbul/sightseeing-spot-of-the-magnificent-century-season3

オスマン帝国外伝シリーズを全編観終わったので、マイペースにオスマン帝国外伝ネタを更新しています。以下ネタバレになるかもしれないので、ご注意くださいね！

今回は、そういえば書いてなかった

メフメト皇子について

メフメトは、スレイマン大帝とヒュッレム妃のとのあいだに生まれた皇子(シェフザーデ)です。

生まれたのは1522年10月31日

スレイマン大帝がスルタンの位に就いたのが1520年9月

ヒュッレムとの間にすぐにできた子供ですよね

ドラマでは、メフメトはトプカプ宮殿で誕生しましたが、実はメフメトは旧宮殿で生まれているのです。旧宮殿というのは、トプカプ宮殿ができるまえにメフメト2世が造った宮殿で、いまのベヤズット広場あたりにあったのです。

↓↓グランドバザールがあるベヤズット周辺

https://www.travel.co.jp/guide/article/43484/

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ヒュッレムは、自分の長子を次のスルタンにさせたいわけですが、メフメトよりも年上の皇子、ムスタファがおりまして。(マヒデブランの息子ね)

ヒュッレムVSマヒデブラン

という構図は、

スレイマンの取り合いという側面だけではなく、

いかに自分の息子をスルタンにするか(つまりいかにして自分が母皇后になってハレムで権力を握るか)という側面にまで及んでいくわけです

…メフメトの話に戻します

メフメトはスレイマン大帝がロードス島に遠征に行っているときにイスタンブールで誕生します。

スレイマンとは1537年に一緒にコルフ島への遠征に出向くなどして、実績を積みました。1541年には弟のセリムとバヤジットと一緒に、スレイマン大帝とハンガリーのブダ遠征へ。

当時、スルタンが崩御したときにいち早く首都に駆け付けたものが次期スルタンになる、という習慣があったようで、成長した皇子たちは首都に近い県の知事を任されることを望んでいました。

イスタンブールに近いマニサは、マヒデブランの息子ムスタファが赴任していた県でしたが、1541年、ムスタファはアマスヤに左遷させられ、マニサにはメフメトが赴任することになりました。帝国の人事を決めるのはもちろんスレイマンですが、ヒュッレムの陰謀もあったのかもしれませんね、史実でも。わかりませんが。

これにはマヒデブランも黙ってはおられず、ドラマではえらいことして、メフメトは亡くなってしまいましたが、、、実際は天然痘という病のせいで、若くしてマニサで息をひきとってしまったようです。とは言われているけど、実際はドラマみたいなことがあったのかもしれないしね、わかりませんが…

スレイマンにも可愛がられて、次期スルタンの有力候補だったメフメトの遺体は、イスタンブールに運ばれました。

スレイマンは、宮廷建築家のミマール・スィナンに、メフメトのためにモスクを造るように指示します。

そして完成したのが、「シェフザーデ・ジャーミィ」というモスク。(そのまんまやね)

ここの敷地内にある霊廟に、メフメトは現在も眠っているのです。

↓↓

https://www.travel.co.jp/guide/article/43574/

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内装も赤と白で、中庭の装飾も赤と白なのです。行った人、気づいてるかな？

ちなみに・・・

このモスクには、メフメトだけではなく、メフメトの唯一の娘ヒュマーシャー・スルタンや、シェフザーデ・ジハンギル、さらにはミフリマーと結婚して大宰相になったリュステム・パシャも眠っているのです。ガイドブックには書いていないけど、めちゃくちゃ重要なモスクでございます。

そんなこんなで、メフメト皇子亡きあとも、ヒュッレムとマヒデブランの果てしない戦いはつづく。。。

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メフメト皇子の妹ミフリマーのモスク

https://www.travel.co.jp/guide/article/43138/

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メフメト皇子の父スレイマンのモスク

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メフメト皇子の祖父セリム1世のモスク

(マニアックすぎてすみません)

https://www.travel.co.jp/guide/article/42514/

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ハレムといえばハマムでバトル…

イスタンブールのハマム(混浴あり)

https://www.travel.co.jp/guide/article/41986/

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Zon.