Merhaba ライターのZonです

 

 

 

 

オスマン帝国外伝を全編観終わったので、ぼちぼちこういう記事を書いてます

 

 

ネタバレ注意!なので、読むのは気をつけてくださいね!

 

 



※新オスマン帝国外伝

キョセム シーズン1

最新記事はこちらです

https://tripnote.jp/m/istanbul/sightseeing-spot-of-new-magnificent-century-season1





 



 

 

今回は、

 

 

マヒデブラン

 

 

マヒデブラン役の女優さんは、アイシェ・ヌル・フェッタフオウルでした。最初から最後まで!トルコとドイツの血が混じっている、目鼻立ちがしっかりした美人さんですね

 

写真はお借りしました

 

 

 

 

 

マヒデブランといえば、私、お会いしてきましたよ(笑)

 

 

 

ブルサに行ったとき、ムラディエ・キュッリエスィというところを訪れたんですが、その中にあるムスタファの霊廟の中にマヒデブランのご棺も安置されておりました。

 

https://gotrip.jp/2020/01/122923/

 

 

 

 

最終的にブルサで眠っているマヒデブランですが…ちょっと生涯を振り返ってみましょう

 

 

 

 

コーカサス地方のチェルケス人とか、モンテネグロ出身とか、とにかく出自ははっきりとはしていないみたいです。出生は1500年頃といわれています。

 

 

 

 

オスマン帝国の慣例通り、周辺諸国から奴隷として連れてこられ、当時マニサで皇太子時代を過ごしていたスレイマンの寵愛をうけます。この時代、スルタンはまだセリム1世のころですね。

 

 

 

マヒデブランはマニサで、皇太子スレイマンの子、ムスタファを出産。1515年のことでした。

 

 

 

その後、セリム1世が崩御し、スレイマンがスルタンの座に就きます。スレイマンは、トプカプ宮殿のあるイスタンブールへ。マヒデブランは、皇子となったムスタファの母としてハレムで権力を握っていました。

 

 

 

 

しかししかし!

 

 

 

 

そこに登場するのが

 

 

ヒュッレム!

 

 

 

でた~

 

 

 

 

スレイマンはヒュッレムを寵愛し、二人の間にメフメト(男の子じゃん!!!)が生まれます。

 

 

 

スレイマンの代のつぎのスルタンとして有力候補だったマヒデブランの息子ムスタファに、ライバルが生まれちゃいました

 

 

 

オスマン帝国では、スルタンとの間に男子をもうけた女奴隷は、スルタンから遠ざけられ、もうスルタンとの間に子供は産まないように、というシステムがあったのですが、ぶっちぎりのヒュッレムはこんな慣例をぶっ壊して、ミフリマーを出産後、さらにセリム、バヤジット、ジハンギル、、、男子をどんどん産んじゃう

 

 

 

 

さらにはスレイマンの公式な妻になる、つまり皇后になるために、奴隷という身分を解放してもらい、正式な妻にまでなっちゃうヒュッレム。マヒデブランはどんどん立場を失っていきます。それでも、スレイマン大帝の長男ムスタファの母であることは変わらないのですが。

 

 

 

 

ムスタファが成長して、マニサの知事を任されると、マヒデブランはそれに同行し、トプカプ宮殿のスレイマン大帝の元を離れます。その後ムスタファはアマスヤへも赴任し、マヒデブランはその都度同行。

 

 

 

 

ヒュッレム妃と彼女サイドについていたリュステム・パシャの策謀もあったのか、スレイマン大帝の退位を画策したとしてムスタファは処刑されてしまいます。

 

 

 

 

 

もうこれで、完全にマヒデブランの希望は消え去ってしまったわけです。ムスタファの遺体はブルサに運ばれ、そこに霊廟が造られました。マヒデブランもアマスヤからブルサにうつり、そこで残りの生涯を過ごしました。

 

 

ハレムでスレイマンの寵愛を受けていた頃とは打って変わった、本当に貧相な暮らしで、住む家の家賃も払えないくらいだったそうです。でもスレイマンが亡くなって、セリムが次代のスルタンになると生活はましになったそうです。セリムがマヒデブランの家を買い取ってくれたおかげで、家賃も払わなくてよくなったらしいです。

 

 

 

 

セリム2世の次の代、ムラト3世の治世のとき、1581年に亡くなりました。

 

 

 

 

壮絶だわね~

 

 

 

 

 

ちなみに、「マヒデブラン」はペルシア語で「永遠の美しさ」「永遠に美しい人」という意味。「陽気な」という名前を与えられた「ヒュッレム」妃より、実際は随分と美人だったのかもしれないですね。美人で第一皇子ムスタファの母であったのにも関わらず、あとからやってきたヒュッレムの機知に富んだ陽気なずる賢い?性格には勝てなかったのも、悔しかったでしょうなぁ

 

 

 

 

 

マヒデブランのファンは、ブルサを訪れることをおすすめします

 

 

イスタンブールとは違って、オスマン朝初期の雰囲気漂う、いい街でした。私は特にイェシル地区のモスクや霊廟の美しい「青」「緑」、そして穏やかに流れる時間にすっかり魅了されちゃいました

 

 

ブルサへのアクセス方法宝石緑宝石緑宝石緑

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ブルサ観光に便利なホテル宝石ブルー宝石ブルー宝石ブルー

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ブルサ観光ココだけは!宝石緑宝石緑宝石緑

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新オスマン帝国外伝キョセム シーズン1

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偉大なる母后キョセム・スルタン

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ムスタファとミフリマーは仲良かったな…

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Zon.