どうもぞにきです。



今回は、将棋ウォーズのBGMをオフにするべき

なのではないかということをテーマに書いていこうと思います。



結論は、タイトルにあるように、オフにすべきというところでありまして、

その結論を裏付ける記事がこちらになってきます。



「仕事中にBGMを流す人は無能!英大学の研究で判明」
HARBOR BUSINESS Online
https://hbol.jp/137291

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研究チームは、40人の被験者に対して以下の4パターンの環境で認知テストを受けさせました。

1.テンポの速い曲がBGMに流れている
2.ゆったりした曲がBGMに流れている
3.環境音がBGMに流れている
4.完全な無音

その結果は明確でした。
BGMを聞きながら認知テストを受けた被験者は、みんな点数が下がっていたのです。
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なお、自分の好きな曲を聞いてもダメという実験もあり、

好みも含めてどんなBGMも作業に悪影響を生んでしまうということになります。

原因は、作業と関係がないBGMを聞くことで脳のリソースが音に食われるからだそうで。



更に同記事から引用します。

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2011年に独ケムニッツ工科大学が発表したメタ分析も紹介しましょう。

これは、過去に行われた数100件のBGM研究から、信頼性の高いデータを選んで大きな結論を出したものです。

「過去の研究データをまとめると、BGMは文章を読むプロセスをさまたげ、記憶力も下げてしまうようだ。

一方で、BGMは感情面やスポーツの能力には良い影響をもたらすだろう」
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BGMは、作業や学習の集中力や記憶力を下げるということが結論付けられるのですね。

メタ分析というのは、論文をまとめた論文みたいなものなので、

それでこの結論が下されているというのは、かなり大きな事実になります。



そして、一方でBGMが感情面に良い影響をもたらすということが書かれております。



つまり、将棋ウォーズのBGMはテンションを上げさせてくれるわけですね。



将棋ウォーズのBGMの変調のタイミングはどこにあるのか分かりませんが、

大体の体感として、序盤・中盤・終盤でそれぞれ変調するイメージがあります。

終盤に向けてテンションの高いBGMに変わっていきますよね。

気分的に言えば、終盤に向かって高揚感のあるBGMになっていく気がします。



ただ、将棋において言えることは、終盤に入ったと思ったら、

また中盤に戻るみたいなこともあるんですよね。



お互い危ない陣形になったと思ったら、

お互いに自陣に駒を投資して安全になって、

じりじりした展開が再び続くみたいなことがあるわけです。



ウォーズ級位者くらいの方にありがちに思えるのが、

全然急ぐ必要がない場面なのに攻め急いじゃうパターンですね。



確かに持ち時間を見れば終盤なんだけれども、

局面的には中盤みたいなことがあるわけです。



もしかするとですけど、局面は中盤に戻っているにも関わらず、

BGMが終盤のそれになっていると、

気分は高揚、気持ちは終盤になり、

一気に寄せねばならないという気持ちになり、

全然寄らない玉を寄せようとして逆転してしまう



みたいなことが起こりうるわけですよね。



先述のメタ分析で分かる通り、

BGMは気分に対して作用し、

認知力を低下させるわけですから。



そういった可能性もありうるので結論としては、



ウォーズのBGMをオンにしている方は、

勝ちたければオフにした方がいいですよ



っていうことになります。