昔に読んだ小説ですが、今の時期に重要なテーマに触れたと感じた内容なのでアップいたします。
投資のための資金効率化のために売ってしまった。
これも投資に魅入られた自分の過ちである・・・。
概要
大きく2部構成。
一部:主人公は安藤(名はなし)。
対するは政治家を目指す犬養議員。
今の政治事情に対して国民の不満が募る中、犬養議員は次期首相候補として国民の支持を得る。
そんな中安藤は犬養が主導する政治活動に疑念を抱く。
ちなみに安藤は「腹話術」という能力を使って犬養に挑んでいく・・・。
二部:主人公は安藤潤也(一部、安藤の弟)
一部の安藤編から数年後(だったはず)。
犬養は党首になり、日本は変革に沸いていた。
そんな中潤也は安藤の起こした行動に違和感を感じ、調査をしていく。
彼にも安藤と同じ特殊能力があり、それで圧倒的な資金を殖やしていく。
その資金を元に行動したこと、彼が選んだ結論とは・・・?
この小説の中で一番好きなのは安藤、潤也ともにただ盲目に改革者が主導する行動に賛同するのではなく、疑念を抱き、自分なりに調べていく姿勢である。
最終的には世界は変わらず、対決や戦闘といった非現実的な結論ではなく、潤也自身も「大きな流れの中に立つ一本の木」として、世の中に順応しながらそれに盲目的に流されずに生きていく道を選ぶ。
今日本で働くだけではだめだと思う人たちに会うことが多く、ある人は起業、ある人はネットワーカー、そしてある人は投資家、またある人は諦めて会社勤めという選択をしているが、特に重要なのはその選択肢を選んだあとに自分で考え続けることにあるのではないかと私は思う。
考え、疑問を抱き、かつ冷静さを失わずに大きな流れの中で自分なりに進む。
きっと今後日本で生き続ける(一時的にでも)のに大切ではないかと私は思います。
※余談ですが、少年サンデーでマンガ化されてます。
実はこっちから入った口です(笑)
リンク
魔王(小説):
魔王 juvenile remix(マンガ版):