『Shall we ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚!!』 | つれづれなるままに

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初日の10日前に組内3番目であるまっつの休演発表があり、少々波乱な幕開けとなった99周年ラスト公演は計7回の観劇に終わりました。

その時その時の感動は、正直もう薄れてしまっているような気がしますが(ダメじゃん汗)ムラでの観劇マイ楽を迎えたので、感想を記しておきたいとおもいます。



『Shall we ダンス?


ヘイリー・ハーツ(壮一帆)…どこにでもいそうな平凡な会社員、とのことですが、見かけだけならあんなイケメン美形のサラリーマンは何処探しても、少なくとも日本にはいないね。だから場所を日本にしなかったのは宝塚的には正解だと思いますにひひ

周囲の個性的なキャラに囲まれて平々凡々を演じることは、さぞかし難しかっただろうな~と思われますが、それでも壮さんの間の使い方とか、地味な演技(エラからの手紙を読むところなど)がめちゃめちゃ上手いよなぁと思います。ドニーに翻弄されて「あ~れ~あせる」となっているところとかも、大変カワユクて好きです。

ただ、トップスターとしての判りやすくカッコイイ見せ場的なシーンは全くなかったので…別に常に刀や鞭を振るっていろとまでは言いませんが…ちょっと寂しかったことは事実ですね、はい。


ジョセリン・ハーツ(愛加あゆ)…こちらもどこにでもいそうな平凡な妻、カワユイ奥さんで良かったと思います。結果的にはヒロインポジではない扱い(原作と新人公演)となっておりますが、でもあゆっちは絶対コチラの役でしょう!!

ナウオンでおっしゃっていた、ヘイリーさんの背中を押す場面が、角度的に一度も確認出来なかったことが残念です。


エラ(早霧せいな)…原作の草刈さんのイメージ重視なら、申し訳ないのですがあゆっちは全く想像することが出来なかったので、ちぎちゃんで正解とは思うものの、男役二番手が大劇場で2作連続女役はキツイよなぁ~と。しかも『ベルばら』のオスカルのような男装の麗人とは違い、別に男勝りでもなんでもない普通の女性役なんだもん。でもやっぱりちぎちゃんは演技上手いよなぁと感心しました。


ドニー・カーティス(夢乃聖夏)…今回の儲け役。正直、この作品を演ることになった時に、先生は絶対ドニー(映画では竹中氏)はともみんで!!と思ったに違いない。ただ、本来なら二番手クラスが演じる役を、組内4番目の彼女にやらせるにはどうしたらいいのか→二番手のちぎちゃんはヒロイン役にしよう!とゆー流れなのでは?(注:あくまでも私の勝手な想像です)

いやぁ~初日から、私のラスト観劇までドッカンドッカン笑いを外さない演技でした。ホント地味でダメ男を演じているのに、あの驚異的な足の長さが、余計に面白いんだよねぇ。


バーバラ(大湖せしる)…映画では渡辺さんが演じた役なので、体系はどうしようもないんですけど、元男役の引き出しをフル活用されていて良かったと思います。個人的な意見ですが、彼女はキツめの美人顔なので、女役デビューとなった『~カルテ』や今回のような役をもっとバンバン演じて頂きたい(オルタンスやロッテなどの清楚な美人タイプは、もっとおとなしめなイメージの娘役にお願いしたい)だがしかし、低い声で怒鳴ったりしている分にはいいのですが、競技会で綺麗な衣装を着たりしたら、ホントにただの綺麗な女役になっちゃうので、足丸出し場面は見てはいけないものを見てしまった気にさせられちゃいました。


ジャン(鳳翔大)&レオン(彩風咲奈)…ヘイリーさんのダンス初心者仲間。ふたりともキャラはハリウッド版の方が近い感じですね。大ちゃんは、これまたともみんと同様眼鏡で地味なスーツからにょきっと長い足とのバランスが、逆にイイ!個人的には、ダンスホールの歌手ジェニファー(麻樹ゆめみ)に歌いかけられて、動揺しながらも眼鏡をそっと外したり、全然上達しないことを婚約者に責められた泣きの芝居が好きです。咲ちゃんは、ヘンにツッパった役よりは、チャラ男役の方が良いかな?と思ったホスト役。しかし、咲ちゃんの人柄が現れているのかもですが、レオンくんはチャラチャラしてるけど凄く優しくて良いコだよなぁと思います。こんな性格の息子なら、仕事がホストでもいいよ、お母さんは(笑)


アルバート(彩凪翔)…まっつの休演により、本来なら新公で演るぐらいの上級生の役を急遽引き受けることになり、申し訳ないけど観劇前からマイナスの気持ちしか抱けず不安でいっぱいでした。だがしかし、出番がびっくりするぐらい少なくて(映画では友情出演なのか?なもっくんの役だからそうなんでしょうけれども)逆に“若きトップダンサー”とかまっつがぁ~?となかなか不思議に思う役でした。

この少ない出番でエラと観客を納得させることは、経験豊富な実力者であるまっつだから出来る役であって、若手スターである翔ちゃんにはいろいろと厳しかったなぁ~とゆーのが正直な思い。

個人的には、マイ楽でやっとちょっとしっくりきたかな?


クリストファー(奏乃はると)&ポール(帆風成海)…探偵さんとその助手。本来なら助手は翔ちゃんの役でしたが、アルバートを演ることになったので、急遽ほたっちゃんに白羽の矢が立てられたのでしょうね。

ブリドリの『名探偵SAGIRI』でのホタテマンを活かして、なかなか優秀な助手になっておりました。なので逆ににわにわの探偵さんがちょっと三枚目なカンジで可愛かったです。


他にもまだまだ見どころあるキャラクターは沢山います。

ヘイリー&ドニーの同僚であるキャシー(透水さらさ)は、最初はドニーをバカにしていたが、ラストにドニーに強引にダンスを手ほどき?されて「なんかカッコイイかもドキドキ」の後に毎度オチをつけていたところが頑張っているなぁと。

ダンス教室のシーラ(梨花ますみ)先生は、初期の頃は気のイイ大阪のオバちゃんみたいで気に入っていたのですが、後半になるにつれてちょっとヒステリック?なキャラクターに変貌していったのが個人的に残念です。

インストラクターのアーカム(香綾しずる)は、台詞は少ないのですが出てくると胸筋アピールで、舞台の端っこにいてもなんか引きつけられる存在でした。

そしてエラ先生にセクハラするオヤジ生徒を演じていたザッキーも、一度視界に入ったらなかなか外すことが出来ない存在でした。

ダンスホールのエキシビにて、アルバートが引き連れて出てくる“社交男子”は皆イケメンでかなりの目の保養。公式に名前があるのはミハエル(蓮城まこと)だけで、映画にも出てくるドニーのパートナー候補であるナタリー(沙月愛奈)を奪ったり鬘を取ったりしちゃったり、ナタリーとセットで性格ワル男と性格ワル子なこのカップル…しかしお顔はピカイチなふたりなんだよな(笑)

あとはドニーに強引に連れられてヘイリーが行ったお店の店員カルテットとかも楽しくて良かったし、町の人々とか老夫婦とかもよかったなぁ~。



『CONGRATULATIONS 宝塚!!』

自我大絶賛な劇団の、100周年ショーの第一弾…だが、ムラはまだ99周年なんですよぉ~あせる

こちらももちろん、休演しているまっつ(研16)ポジを埋めなくてはならない。

とゆーことで、基本的に入っていたのはともみん(研13)→翔ちゃん(研8)or咲ちゃん(研7)→…え?ひとこちゃん?!(研3)

雪組の新たな図式に驚愕を受けた初日。『ベルばら』のフィナーレ群舞の5人口に翔ちゃんが入っていたことと同じ、いや、それ以上に驚きましたね。


第1場

白衣(ゴメン)を着た壮さん素敵~ドキドキ


第2場

ひぇ~、セリの上に翔ちゃんが!


第3場

ギャー、翔ちゃん銀橋ひとりで歌っちゃってるよぉ~…音程はともかく、せめて声量頑張ってイコー汗


第5場

壮さんを真ん中に、両隣がちぎちゃん&ともみんの並びって、パッと華やかでいいなぁ~グッド!


第6場

キャー、翔ちゃんが壮さんとハイタッチしてもらってる!なんてワタシ的にお得な場面なの!!(おそらくムラのみでしょうから、毎回ガッツリ見ておりました)

噂の“テキーラ”場面、壮さんを見ていると翔ちゃんがどこに行ったのか判らなくなり、翔ちゃんにロックオンすると壮さんがカウンターの上でどんな絡みをしているのかが全く分からない…。

とにかく、まるでココは花組か星組か(だってしょうがない、センターが花と星出身だ)な男役祭りに、雪組に台風のような新しい風が吹き荒れてましたにひひ


第7~9場

大ちゃんのダルマはテルくんにしか見えない(by母)…そっか、だから宙組から出されたのだな。

翔ちゃん、まっつのところに入っているからまたまた銀橋ひとり渡り…うん、さっきの曲よりはマシだったと思うよ?

壮さん、オケピから登場!トップさんがオケピから出てくるのって好き~音譜

あゆっちとのデュエダン、壮さんはダンサーよりもガンサーだよね。目つきはすんごいのに、走る姿はテケテケなのがギャップがあってカワユイです。


第10場

ともみんの「カンカ~ン!!」から始まるこのシーン、ともみんは本当にパッと華やかで明るくて楽しくていいなぁ~(でも宝塚のショー的には良かったけど、技術的には『MW』の方が凄かったです)


第11場

はい、今回の目玉、大ちゃんセンセの大好きなトップスターの女装!!

『ル・パラ』の大人っぽい女性とは違い、なんだかメルヘンかディ○ニープリンセス的な衣装とゆーか装置を装着しての登場。初日はめちゃめちゃガニ股で階段を下りてくるから、両隣に立つともみんと翔ちゃんに「早くエスコートせんかいっ」と心の中でツッコミ入れちゃいましたね。


第12~13場

このシーン、よく判らないあせる

でも、大ちゃんセンセは二番手の場面を作ってくれない(少なくとも、壮さんには3回とも作ってくれなかった)イメージなので、今回用意してくれただけでもちぎちゃんよかったね…とは思ったよ。気を付けないとしら~としちゃう場面なので、ちぎちゃん&あゆっちに、とゆーよりは頑張っているシスターたちへ手拍子を送っておりました。


第14~17場

もはや何回目になるかわからない中詰(笑)

3組のカップルが踊るシーンだけ、唯一舞台上の人数が少なくなる場面だが、けして静かな場面とゆーわけでもない。初日は壮さん&あゆみちゃんカップルのみをガン見していたので、咲ちゃんの代わりに翔ちゃんが女装カリくんと踊っていたことに気付かなかったとゆーあせる

その咲ちゃんはまっつポジで、上級生男役のダルマもどきを引き連れてセンターでアイアイ言っておりまして、その後あみちゃんと銀橋で歌っておりました。

しかし咲ちゃん(まあデカイ)だから形になっておりましたが、あみちゃん(デカイ)がまっつ(小さくて細い)の腕の中に納まるのだろうか?


第18~20場

OPの集団白衣は、ゴスペルを表していたのね~と気づくシーン。大階段の一文字で“100”は、初日は「おぉ~!」と感嘆の声を思わずもらしつつも…ムラは“99”で見たかったな…とも。


第21場

テキーラの男役祭りに対抗?した、ロケットは全員娘役祭り。このロケット、衣装がめちゃめちゃイイ!カワイイ!!


第22場

こちらのデュエダンは、甘ぁ~いカンジで。私はデュエダンとはリフトを見せてくれるもの(あくまで私の好みです)と認識しているので、リフトがないなら2回もやらなくていいじゃないか、とゆーのが正直な気持ちです。うん、このふたりにリフトは求めておりません…てゆーか、絶対やめてね、壮さん潰れちゃうからっガーン


第23場

大階段群舞は変わり燕尾で。このシーン好き!何が一番好きって、「ハッ」とゆー掛け声を、壮さんだけじやなくその場にいる男役全員で合わせるところ。壮さんが目指す雪組の形が、このシーンに表れているんじゃないかと、ワタクシ勝手に思っております。

ちなみにココは星組か宙組っぽい(だって、センター付近が星と宙出身…)


第24場

パレードはあゆっちのエトワールから。

カワイイし案外上手いし、それはそれでいいのだけれど…でもなぜ退団するわけでもないトップ娘役がエトワール?(番手ごまかしの必要もないのにね~)

基本ピンクにハート柄に、手元にはタンバリン!!

うん、カワイイねぇ~(笑)




以上、ざぁ~と記してみましたが。

簡単に言うと、芝居サイコー!!(しかし、宝塚99周年の締めくくりと100周年の幕開けにふさわしい題材とは思えない)

ショーは、手拍子盛りだくさんの中詰オンリーな上に、2階の客席おいてけぼりな過剰な客席降りはちょっと…まぁ楽しかったらいいんですかね?