最近流行のつけ麺ラーメン専門店。


・並盛り(250g) 700円
・中盛り(300g) 700円
・大盛り(400g) 700円


のように、麺のボリュームに関係なく均一価格というお店が多い。


普通に考えれば、麺のボリュームで原価が変わってくるので、


・並盛り(250g) 650円
・中盛り(300g) 700円
・大盛り(400g) 750円


のように価格差をつけるべきだと思うのだが、一体何が狙いなんだろうはてなマーク


ということで、勝手に得意げ妄想してみた。

 
 

仮説1:オペレーションが楽?


まず最初に思いついた説は、麺のボリュームによらず均一価格にしておけば、会計時にどの客が何盛りを頼んだのか意識しなくて済むので、オペレーションが楽になるのではないか…というもの。


たしかに会計時のオペレーションは多少楽になるかもしれないが、麺を茹でたり盛り付けたり…といったオペレーション上は顧客毎の注文内容を把握しなければならないので、論拠としてはちょっと弱い。


また、多くのつけ麺専門店は、


・つけ麺    700円(麺の量によらず)
・みそつけ麺  750円(麺の量によらず)
・辛みそつけ麺 800円(麺の量によらず)


のように、スープの種類によって価格に差をつけていたり、自動券売機を設置していたりするので、やはりこの説はイマイチだ。


ということで、仮説1は棄却。

 
 

仮説2:クレームの発生を抑制?


つけ麺は、ラーメンと異なり、麺を茹で上げた後、(通常)冷水で麺を洗って水を切る…といった工程が発生する。


ラーメンであれば、麺を1玉ずつ(1人前ごとに)茹でザル
我以外皆我が師 - われいがいみなわがし-茹でザル1 我以外皆我が師 - われいがいみなわがし-茹でザル1

に入れて茹で、そのままお湯を切ってスープの入ったどんぶりに投入すればよいので、麺のボリュームに差は生じにくい


しかし、つけ麺の場合、冷水で麺を洗う工程で、複数食の麺を大きな1つのザルでまとめて洗うので、皿などに1人前ずつ盛り付ける際に麺のボリュームに差が生じる可能性が高い


ここで、麺のボリュームによらず価格が均一であれば、麺のボリュームに多少差が出たとしても、クレームが発生する可能性が低くなることは容易に想像できる。


とはいえ、礼儀正しい日本人の中につけ麺の麺の量ごときで怒り狂うプンプンヘビークレーマーがそれほど多いとは思えないので、この説もいまいち説得力に欠ける。

 
 

仮説3:客単価および全体売上高の向上?


並盛り(250g)、中盛り(300g)、大盛り(400g)というラインナップがあった場合に、販売数比率としては 並:中:大=?:?:? になるだろうか?


私の肌感覚では、並盛りと中盛りが同じくらいの比率、大盛りがそれらの半分程度、つまり並:中:大=2:2:1と予想する。


だとすると、


・並盛り(250g) 650円
・中盛り(300g) 700円
・大盛り(400g) 750円


という価格ラインナップで販売するよりも


・並盛り(250g) 700円
・中盛り(300g) 700円
・大盛り(400g) 700円


という価格ラインナップで販売した方が、平均客単価も全体売上も高くなる


とはいえ、この説が有力かどうかは、並盛りと大盛りの販売数の大小にかかってくる。論より証拠だ。


あいにくつけ麺屋を経営している知人がいないので、職場の傍にあるラーメンつけ麺屋で覆面調査をしてきた。


サンプル数は男の子30人と少ないが、ランチ時間帯に客が何盛りを注文したのかをこっそりカウントさせていただいた(店員が注文を大声で厨房に通すので調査は楽だった)。


調査結果は、


並:中:大=9人:17人:4人


予想より並盛りを頼む人は少なかったものの、


並盛りを頼んだ顧客数 > 大盛りを頼んだ顧客数


となった。


まぁ、均一価格のバイアスとして、並盛りでもいいのに中盛りを頼んだ客もいるだろうから、客単価と売上高の向上策という説はそれなりに有力と言えるだろう。

 
 

仮説4:お得感の演出で顧客満足度を高める?


難しいことを色々と考えなくても、大盛りが並盛りと同じ金額なら、なんだか「太っ腹」な感じはする。


その「太っ腹」感が顧客満足度に繋がり、リピータが増えるのなら、麺の原価なんて安いもの…なのかもしれない。


ただ、気をつけなければいけない点もあり、欲張って大盛りを頼んだ顧客が苦しみながら完食し、


「もう当分、つけ麺はいいやー」


とウンザリする局面も容易に想像できる。


おいしさを感じる範囲で、もうちょっと食べたいと思わせる量の方が、


「また近いうちに来ようー」


という気持ちになるので、良い結果に転ぶ可能性もある。


もしこの説が正しいなら、緻密な計画のもと、麺のボリューム(グラム数)などが決められていることを切に願う。

 
 

まとめ:真相を知っている方は、ぜひ教えてください。


ということで、本日は「つけ麺 均一料金の謎」について勝手に妄想してみました。


色々とツッコミどころは多かったとは思いますが、大目に見てやってください。


あと、真相をご存知の方は、ぜひぜひ教えてくださいませ。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!

 
 

おまけ:乾麺のパスタだと100gでも多いのに…


つけ麺屋に行くと、


乾麺のパスタだと100gも食べれば十分なのに、なぜつけ麺は250gも食べれるんだろう?


といつも思っていました。


ちょっと調べたところ、乾麺を茹でると水分を吸って約2.5倍(~3倍)にボリュームUPアップするそうです。


概算ですが、100gの乾麺を茹でると250gになるってことですね。う~ん、納得。