まず,トーセンジョーダンの取り消しは少し残念である。馬券的に今回は切れると思ったからである。
その理由も含めて,考察していく。
まず,近年の阪神大賞典は天皇賞(春)と傾向が異なるレースになりやすく,実際,2000年以降に阪神大賞典で1着になった馬が次走天皇賞(春)でも1着になったのは,わずか3回のみ。わずか3回というが,阪神大署典を勝った馬が次走天皇賞(春)で1番人気になったのは7回あることを考えると半分以下である。理由は簡単で,現在の天皇賞(春)はマイル~中距離適正が問われるレースになりやすく,反対に阪神大賞典は典型的なステイヤーの資質が問われるレースになりやすくなってきているからである。要するにあまり前哨戦という意義が薄れつつあるのが,現状の阪神大賞典である。
前置きが長くなったが,上記のことから私がトーセンジョーダンを切る理由が少し理解してくれたと思う。
では,本題として今回のレースだが,休み明けを除き,おおよそ前走がダイヤモンドSや日経新春杯,京都記念になるケースが多い。その中で注目は前走京都記念組である。ここ10年で前走京都記念で3着以内に入ったのは9回。そして実に5回勝利している(ナリタトップロードの連覇があるので勝ち馬は4頭)。この組のポイントは2005年のマイソールサウンドを除いて,3000m以上の重賞で連対経験をもつこと。つまり2200mよりは上に距離適性を持つタイプが好走していることになる。今回京都記念からの出走はオーケンブルースリのみ。そして,オーケンブルースリはいうまでもなく菊花賞馬。まさに好走パターンに当てはまる。ただ,1点大きな問題がある。それは明日は雨模様になりそうであること。一昨年1番人気で出走したこのレースは重馬場で凡走している。もともとが瞬発力タイプなので,その点が心配材料ではある。しかしその時のレースは走破タイムが3:13:2とディープが叩き出した京都3200mのレコードとコンマ2秒しか変わらないほどのタイム。つまり,近年稀にみる極度に力のいる馬場であったことである。今年はさすがにそのようなレースになることは想像しにくい。当日の馬場具合がカギになりそうである。
◎オーケンブルースリ
○キタサンアミーゴ
▲ゲシュタルト
△エクセルサス
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