ブログネタ:好きな家事、嫌いな家事 参加中簡潔に言うならば、どの家事もいい加減やりたくないw
好きとか嫌いとかね、ハッキリ言ってふざけんなって話でしてね・・・そんな余裕はとうの昔に枯れ果てたというか。
まぁ、ガキの頃から必要に迫られて家事をこなす様になった俺の立場からすると、好きとか嫌いとか言ってられるのは幸せです。
死活問題として家事が日常に組み込まれてしまうとですね・・・それも、遊ぶ事がメインであるべき子供時代にそういう状況に置かれてしまうとですね、家事なんていくら必要な事であっても負担としか感じない訳ですよ。
自発的に興味を持って教えて貰った訳でもなく、日頃から見慣れてた光景を思い出しながら真似する感じで家事をこなす・・・そりゃ楽しいはずがない。
勿論ね、好きな料理を好きに作って食うだとかは面白味もあるけども、それだって四半世紀も続けたら飽き飽きしますって。
炊事も洗濯も掃除も、出来る事なら何一つやりたくないわ~って心から思うけどね、じゃあやらなかったら誰が大変かって、そりゃ自分だからねw
まぁ、もう少し一般的な感覚で好き嫌いを言うとするならば、基本的に一番好きというか、向いてるのは掃除なんだろうなと。
なんせプロとして掃除はやってた事だし、そもそもチマチマ作業が好きで職人気質な俺には向いてるんだよね。
でなきゃ、留守中の彼女の家で手持ち無沙汰の余りにキッチン掃除とかしなかっただろうしw
しかも二人ほど居ますよ、そんなキッチン掃除を勝手にされてしまった元カノがw
マジックリンとナイロンだわしさえあれば暇が潰せるってどうですかw
掃除って、実はセンスが問われる作業というか、性格とかが一番顕著に出る作業なんですよ。
根が大雑把な人はいくら気を付けてやっても大雑把さが反映された仕上がりになるし、神経質な人は無駄な拘りが見られる仕上がりになる。
部屋を見るとその人が解るって言い方をしたりするけど、ある意味ではその通り。
日常的な掃除はしてても、ポイントを押さえた掃除の仕方をしてる人ってのは結構少ないんだよね。
例えば、トイレなんかは特に不潔に感じさせない様に念入りな掃除をする人が多くて、実際に入った時の印象は確かに綺麗だったりする事が多い。
でも、トイレで念入りに掃除すべきポイントってのは、入った時に目に付く場所じゃなく、便座に座った時に見える範囲なんですな。
浴室ならバスチェアに座った時の視界と、バスタブに浸かった時に見える視界。
つまり、一定時間そこで動かない状況の時に、人は周囲を見回して汚れとかゴミを認識する事が多い訳ですよ。
パッと見て綺麗である事も大事なんだけど、そういう一見して目に付き易い場所は意外と細かくチェックしないのが人間心理。
逆に、特に意識せずとも目に付いてしまう場所の汚れなんかは無駄に気になってしまう。
そういうね、人間心理をある程度心得てないと、掃除は効率的じゃないって事。
まぁ、これだけ掃除の心得があるからって、別に掃除を楽しいと思ってやってたりはしないけどね。
ある種の達成感みたいなもんはあるけど、だからって掃除が好きって気持ちには特にならない。
向いてるんだろうな~っていうだけの事。
料理に関してはプロになれとか言われた事もあるけど、料理だって好きで作った事なんか一度も無いかもな~と。
掃除以上に必要悪の作業なんでね、腹が減る以上は自分で何かしら作るしかないし、どうせ作るなら不味いもんよりは美味いもんの方が良いよねってだけ。
それなりにセンスが問われる部分もあるから、料理も向いてる方なのかも知れないけど、毎日毎日、いちいち何作ろうか考えるのは面倒だよね。
そうだわ、料理を作るって事自体より、何作るか考える事の方が面倒かも。
料理自体は何すれば良いかってほとんど解ってる事だしね、流れ作業的にやるだけで苦労ってほどでも無いかもね。
献立考えるのは実に面倒だし、毎日の事だけに面倒臭さはハンパないね。
「今日はこれ作って下さーい」 って材料とレシピ渡されるんだったら屁でもないのかもな、そういう意味で言えば。
まぁ、食は本能に直結するところでもあるし、狩りの必然性も無い現代人にとって、料理は人が生きる上での必須スキルだろうとは思ってるよね、俺は。
今の時代、男だから料理は出来ないとかって通じないと思うし、料理の一つも出来ない人って、本能的な部分での魅力に欠ける存在なのは間違いないよね。
料理男子がモテるとか少し前は変に注目されてたけど、本能に通ずる部分なんだから出来ないよりは出来た方が魅力的に感じるのは当然じゃないの?って俺は呆れてましたよ。
つーか、ファッション感覚で料理の事を捉えられるのは腹立つんだけどね、それ以前に。
もこみちぐらいバカ丸出しで料理してるとむしろ笑うけどさw
仕事とはいえあそこまでバカ料理作らされるのも大変だなぁとw
誰かゲストが来て、料理を作って出すのは嫌いじゃないよね。
やっぱり、それは自分の為にメシを作るのとはまるで違うし、リアクションは良くも悪くもある訳だからね。
美味いもんを出せば美味いリアクションが見られるし、美味いもん食って幸せ感じない人ってのもなかなか居ない訳でね、誰かの家で何か作ってやるにしろ、自分ちにゲスト迎えて料理振る舞うにしても、それはある種のエンターテイメントだろうなと。
俺的に言えば、人を笑わすのも料理振る舞うのも同じ。
より確実な結果を出す為には、日頃のスキルは磨いとく必要があるっていうね。
他人に出すっていう大前提があるんだったら、料理は好きって言える事なのかもな~とは思う。
洗濯に関しては、ちょっと掃除と通ずる部分もあるよね。
汚れ物を綺麗にするって意味では達成感あるし、気持ち良い事ではある。
でもね、待ってるのが苦手なんだな、俺は。
洗濯機を回すまでは別に良いんだけど、終わるまで待ってるのが嫌い。
一時間ちょい待たされて、それから干すっていう時間差の作業だから、タイミングを合わせてやるのが若干腹立たしいというか、日常の中で半強制的なスケジューリングをされる事が嫌い。
干すのもこの21世紀に未だ手作業で一つ一つだから邪魔臭いし、天気が悪いと生乾きになったりするから洗濯出来ないとかね、そういう気遣いをこっちが全面的にしてやらないといけない作業なもんで、タイミング重視で生きてる俺には非常に不愉快な家事。
夏場の真っ盛りになると、毎年洗濯ウィークが到来するんですよ、俺的な。
いわゆる、当面真夏日が続く様な時になると、ここぞとばかりに洗濯する訳です。
普段はなかなか洗えないラグであるとか、布団カバーやらシーツやら、クッションから枕、スリッパまで、とにかく日頃から洗ってやろうと思ってたもんは全部洗う。
どうせ真夏日だと一日あればほぼ確実に乾いてくれるし、一気に全部綺麗になるんで、憑き物を落としたみたいに精神的にもスッキリする。
さすがにその時ばかりは洗濯機だけじゃ足りないもんで、洗濯機は洗濯機で回しつつ、ラグとかの大物はバスタブを使って踏み洗いなんかをする訳です。
いつもは待たされて気に食わない洗濯作業も、自分の身体使って洗う工程をこなすのは、大変ながら充実感あるんですな。
結局、機械任せより自分でやる方が性に合ってるって事なんですよ。
その辺りが職人気質の職人気質たるアレでしてね、えぇ。
まぁ、冒頭で言った様に、家事はどれもやらないんで良いならやりたくないです、もう。
他にやるべき事とかやりたい事がわんさとあるもんで、時間はそっちに使いたい。
必要悪でしかない家事に、好きも嫌いも無いんですよ。
懲りて尚続くのが人生であり、家事っていうノルマだからね。