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- 夢うつつ -
前回の 『靴紐』 にわりと似た感じなんだけど、こっちは外に向けての表現として書いてる。
自分ってものをどれだけ意識してて、どれだけ把握しているのかの呼びかけだよね。
是非やら善悪を問うもんじゃなく、ちゃんと等身大の自分を知りましょうね的な感じ。
余計なお世話と言われたらそれまでｗ
- 結界の在る可能性 -
ナンセンスの様で現実的な事を取り上げてる。
締めの一行はちょっと綺麗にしすぎたねｗ
もっと泥臭い言葉の方がリアリティーあるだろうし。
この頃、ちょっと天使って言葉を使いたがってたんだな、実はｗ
- 塗り絵 -
これまた呼びかけ的なアプローチ。
内容的にはそれほど珍しい事を言ってる訳じゃないんだけど、塗り絵って言葉を使う事によってなかなか鋭さのある詩になった。
詩の世界は比喩が多いんだけど、何を素材にするかで全然違っちゃうんだよね。
その辺りは発想力とか閃きが問われるんじゃないかなと。
- 生誕と成長 -
弱ってる人とか、疲れてる人達へのエール的な詩。
体育会系の連中が好む 「頑張れ！」 ってのは、実のところ応援よりもプレッシャーになる確率の方が高くて、大雑把な人達の合言葉でしかないんですよ。
頑張れと言わない応援こそ、本当は必要とされてる。
世の中には自分自身を妙に蔑んでる人達が多くて、それなのに欲してるものはデカかったりとか、どうにも俺は解せないんですな、いつも。
それって結局、視野が狭すぎたり、視点が少なすぎる結果なんだと思う。
ニュートラルな状態で見たり感じたり出来ないんだったら、それは悩みすら悩みとは呼べない気がするんですよ。
だから、まずは一旦全部そこに置いて、ギアを元に戻してみなさいよと、そういう詩。
- 役割 -
これはつい最近の詩。
サイトにＵＰしてるのでは現時点で最新かな。
それだけに、内容とか表現も昔のよりちょっと深くて複雑かも。
まぁ、最後の２行を言いたいが為の前フリが、その上までの部分だね。
なんて事のない、特に意識もせずに浮かべた微笑みでも、それが誰かにとっては活力だったり命綱だったりする事もあるんですよ。
やたらヘコんで落ち込んでブルーだったりしてても、そんな自分の存在や仕草や表情は、ひょっとしたら誰かしらにとって役立つものかも知れない･･･と考えたら、自分の存在価値もまた少し違ってくるんじゃないのかなと。