もう売り切れ | weblog -α-

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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


ぼちぼち日陰のも溶けましたが、あんびさんの棲息地付近でも雪が降ってそこそこ積もりました。
極端な冷え性&一昨年から主な暖房がエアコンのみの我が部屋、雪が降るほどの寒さになると布団が命綱でございます。
そんな中、凍えながら自分の曲のリメイク作業に明け暮れてた訳なんですが、曲自体より楽曲内で使う効果音を作ったり探したりする方に時間が掛かってたりする お前、それ、力入れるトコ間違ってんじゃないの? 振りを発揮してる有様です、ハィ。
まぁ、おかげでそれなりに納得の仕上がりにはなったけどもね・・・ってか、そうでなきゃ本末転倒もはなはだしいけどもねw


さて、こう寒い日が続くと、なんだか温かいもんが食いたくなりますな。
鍋物とか鍋焼きうどんだとか・・・いや、別に鍋にこだわる事はないんだけども、煮物系の料理ってのが冬場は無性に食欲をそそる訳です。
じゃあ食いましょうよって話なんですが、基本的に自炊で、一人暮らしだとかってなるとなかなか難しい。
そういうのはどうしても外食で済ませる事になったりすると思うんですが、それはそれでやっぱり金が掛かる訳で、毎度毎度とは行きませんわな。

さてさて、あんびさんはと言いますと、一人暮らしではないんだけども、昔から家事の類は基本的に自分持ち。
要は、自分で動かないと誰もやっちゃくれない訳です。
自由と言えば自由だけども、自由がいかに面倒で大変かは語らずとも大人ならば解るところ。
まぁ、解り易く言えば下宿人みたいな感じで、とにかくメシも洗濯も掃除も自分でやらなきゃいけない生活を20年以上続けてる訳です・・・あくまで実家暮らしなんですがね。

ってな訳で、「温かいもん食いたいな~」 なんてふと思っても、それはイコールで 「何作るかな~」 って事な訳で、食費やら手間やらを考えるのが大前提であり基本なんです。
まったくね、単純に食いたい物の事のみを考えるってのが出来ないんです、主婦的な年季入りすぎてw
そのせいもあるのか、昔から主婦ウケが妙に良いと言うか、女ウケが良いと言うか、俺が仲良くなる人らってのは女性が多くて、しかも主婦層が多いんですな。
いや、むしろ、男ウケが悪いだけなのかも知れないけどもw
まぁとにかく、そうやって周りの主婦の子なんかと話してると、当たり前に家事の話ってのは出て、その内に言われる訳ですよ、「ウチの嫁に来い」 とかなんとかw

主婦の人は家事の大変さが身に沁みてるもんで、そりゃそれなりにウケが良くなるのも解るんですが、逆に独身女性からはあんまり好かれないってのもありましてね。
ほら、家事の大変さを現実として体感してない人が大半じゃないですか。
そうすると、家事をこなす男ってのは脅威らしいですよw
『自分より家事が出来る男』 って思うと、勝てない自分は 『それ以下』 って感じるんでしょうな。
そこにプライドだったり力関係の不利を意識したりするみたいですが、いざ実際に家事が絶対的ノルマになってしまうと・・・つまり、主婦としての生活が始まってしまったりすると、そんなのを意識してるのは 『ケツが青いだけの夢見る少女』 なんですよねw
そんなプライドなんかより、現実に家事を代わってくれる方がよっぽど有り難いというw
まぁ、女性は誰しもが通る道かも知れないから良いんだけど、家事もロクに出来ない男なんて時代錯誤も良いトコで、単なる坊ちゃん育ちの我侭人間ですからね、実際のところw
世の未婚の女性もその辺りを少し考えた方が恋愛とか上手く行くと思います、多分w
いや、俺の知ったこっちゃない話だけどw

え~と・・・話が逸れまくりましたが、先日、やたら寒いんで温かいもんが食いたくなりましてね、何作るかな~と思いながら某24hスーパーをウロついてきまして、その日はなかなか良い大根があったんですよ、たまたま。
それを鶏肉と煮る事にして、大根二本と鶏の手羽元を買い物カゴへ。
ただ、それだとあんまりおかずにはならんな~と思って、挽肉も1パック購入。
他の物も少し買ったけども、それだけの材料で恐らく千円程度。
煮物ってのは色々と入れようとすると結構高くつくんでね、千円程度で済むのは経済的です。

で、翌日、起きて早々に仕込み開始。
大根は皮を剥いて厚めの輪切り。
在庫があったんで買わなかった人参は、二本程度を皮剥いて乱切り。
手羽元はビニールパックのなんで、基本的に水洗いする程度でOK。
そうそう、最近は肉類がやたら高くなってるし、安い輸入物も前ほど見かけなくなってるけど、鶏肉は煮物で使うなら手羽元が一番安上がりで良いですな。
ムネ肉は基本的にパサパサで不味いからパスだし、モモ肉は美味いけど値段的に高すぎなんでね、安くて味も良い手羽元が最強です。
ちなみに、骨と軟骨が邪魔って人は、単に煮込み時間が足りてないだけですよ。
ガッツリ煮込むと軟骨部分はトロトロになるし、骨も簡単に外れてくれるんで全く問題なしおさん。

さて、肝心の煮込みですが、大根と言えばまずあく抜き。
でも、スーパーで売ってる今時の大根って、それほどあく抜きにこだわらなくても大丈夫なのはあんまり知られてない事実。
まぁ、物にもよるんで一概には言えないけども、それほど神経質になる必要は無いんですな。
実際、大根サラダとか生で食った時にエグみとかまず感じない訳で、エグみが無いって事はあくも無いって事なんです。
今時のあく抜き作業ってのは、あく抜きってよりも仕上がりの色を綺麗に出す為の意味合いが強いんです、実は。
勿論、料理としてやらないよりはやった方が良いけど、どれだけの意味があるのかは理解した上じゃないとダメですよ、何事も。

という訳で、大根のあく抜きはほぼ不要・・・と言っても、下茹では必要なんで、水からしっかり煮て、大根全体に火が通るまで待機。
で、この時に大根がえらく白っぽくて、透明度が無い様子だったらあく抜きは必要です。
それからザルに大根を引き上げて放置。
あくを洗い流す為にしっかり水洗いしろってレシピも見かける事があるけど、前述の通り今時の大根ならそこまで神経質になる必要は無いし、わざわざ煮えた大根を水で締める必然性もない訳で、ザルに上げたのをそのまま置いとけば全然OKです。
その間に人参を切ったり、鶏肉を洗ったりしとく訳ですよ。

で、それから鍋に水を張って人参と手羽元を煮ます。
沸騰したら多少のあくが浮いてくるんで掬ってやって、それからザルに上げて置いた大根投入。
大根の方は一度煮て余熱も残ってるんで、すぐにお湯に馴染みます。
んで、この時点で俺は市販の昆布だし粉も入れるんですな。
主張が強すぎる鰹だしってのがあんまり好きじゃないもんで、俺が出汁と言えばもっぱら昆布です。
汁物系だと絶対的に関西が美味いのは、出汁が繊細で誤魔化しが利かないからだと思うんだよね・・・あくまで持論だけど。

さて、それから煮込むこと数時間。
こないだは少なくとも午前中一杯は煮てましたが、材料に焦げ付く物を使ってる場合は30分ごとぐらいに様子見しないとダメなんで要注意。
今回は二本分の大根が鍋底まで沈んでたもんで、一時間に一回ぐらいチェックした程度で楽でした。

で、程よく煮込んだら味付け。
まぁ、味付けは単純に味見してOKだと思う味ならOKですからw、人それぞれの好みで。
俺はベタに砂糖とみりんと薄口醤油とつゆの素で適当です。
つゆの素は鰹だし系なんで、入れすぎると煮汁が関東らしく真っ黒になるんですがねw


weblog -α--とりでーこん

と、まぁ、こんな感じに仕上がりました。
これ確か二日目辺りに撮ったと思うんで、大根にしっかり味が馴染んで良い頃合。
ちなみに、俺はかつて煮た大根ってのが大嫌いでして・・・食った後の妙な臭みがね。
でも、何の事は無い、自分で作ったら臭みなんか全然無くてえらい美味いじゃんとw
結局、ちゃんと作ってるかどうかだけなんですな、微妙な味加減ってのは。
そんな訳で、煮た大根は滅多に外じゃ手出ししません・・・ハズレが多すぎて残念な気持ちになるんでw


weblog -α--ふろふき風

で、これは完成した大根と人参を流用して作ったふろふき風。
これを想定して挽肉を買った訳ですよ。

まぁ、味付けは基本的に煮物と同じ調味料なんで違和感とか特に無し。
もっとも、これはこれで味付けし直してますがね、当然ながら。
煮物自体よりもしっかり味付けしてるんでおかずになるし、挽肉のおかげで味のバランスも変化してます。


ハィ、そんな訳で、千円の煮物で二度オイシイ上に長持ちして大助かりの巻でした。
タイトル通り、煮物はもう売り切れで御座います。
安上がりで楽なんでまた作るだろうけどw