謎が謎呼ぶ樹木希林 その4 | weblog -α-

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なんとな~く  思いつきで  好き勝手に  (=゚ρ゚=) ボヘー  っとやってます。


さてさて、何故か組曲ならぬ組記事になってしまったオカルトネタ、今回でとりあえずまとめます。

第一幕と第二幕では未確認生物のUMAについて触れまして、第三幕では不思議な遺物であるオーパーツについて触れました。
で、今回はまとめって事なんですが、その前にオカルト系の括りのものは他にも色々とあるんで、それらをごく簡単にピックアップしてみますかね・・・まとめに関係する部分なんで。

まずはオカルトでベタ中のベタであるUFOと宇宙人。
地球外のどこかから訪れてると言われてるスーパーマシン(と言うとやけにチープになるけどw)と、それに乗ってやって来てると言われてる地球外生命体の事ですな。
これはもう説明するまでも無いですかね、うん。

次に幽霊、お化け、妖怪、物の怪といった類の生物かどうかも解らない存在。
まぁ、幽霊やお化けと妖怪や物の怪は厳密に言うと別モノなんだけども、非常に似通った部分が多い存在という意味でここでは一括りにしちゃってます。

幽霊・お化けは死んだ人間(生物)が具現化したもので、『肉体が滅びても魂は残る』 という宗教的な見地、あるいは古くからの信仰などを根拠とした存在として認知されてます。
いわゆる怪談話は、そういった存在にまつわるエピソードの事。

妖怪や物の怪は伝承や伝説として語り継がれてる得体の知れない生物や精霊、妖精的な存在という認知なんですが、これは信仰が根付いた土地で畏敬の念、畏怖の念を含んだ戒めの対象として登場した存在と考えて良いと思います。
つまり、妖怪や物の怪は象徴としての産物で、それ自体の存在がどうのと言うものじゃないんですな。
ただ、全くデタラメに作られた存在かと言えばそうではなくて、その土地土地の状況や環境において必要とされたからこその存在だった訳で、単なる子供騙しとは訳が違うんですよ、これが。

例えば座敷童子なんかは、公にする事が出来ない事情のある子供をそう呼んだという説があって、いわゆる 『訳アリの子』 の俗称だった訳です。
昔は今みたいにオープンな時代じゃないもんで、近親者同士の子供であるとか、不倫の子供であるとか、あるいは性犯罪被害による子供なんかは、口が裂けても表に出したくない様な事情・・・むしろ、絶対に口外してはいけないタブーを抱えた子供だったんですな。
大体、公にしたところで、批難こそされてもフォローしてくれる団体・組織もない時代。
隠し通すか始末する以外の選択肢なんて無かった訳ですよ。

で、始末される子は始末され、奉公やら養子やらに出されたり、遊郭に売り飛ばされたりする事もあったんでしょうが、必ずしもそんな決断の出来る人ばかりでは無い訳で、人目に触れない屋根裏や離れ家でひっそりと育てたりなんかもしてた訳です。
ところが、ある日たまたま隣家の少年がその子を目撃してしまう・・・あるいは、子供同士だけに一緒になって遊んでしまう・・・となると、これは大人達にとってマズい訳です。
その当時に子供を隠し育てるなんて事が出来たのは裕福な家が多かった訳で、裕福って事はその土地の権力者だったりもする。
「おっかぁ、おら今日な、庄屋さんの離れで知らねぇ子と遊んだずら。」 なんて報告を受けたところで、親は大人の事情を察して誤魔化す訳です。
いやしかし、相手は子供。
その場の誤魔化しが通用したところで、その見知らぬ子の話を我が子は明日にでも近所の友達に話してしまう・・・子から親、親から近所、やがて村中へと噂が広まるのは避けられない。
そんな時に有効なのが物の怪エピソード。
情報の無い時代、子供らは怖いものを素直に怖がってた訳なんで、下手に叱りつけるより、神秘的な存在の仕業にした方が都合が良かったんですな。
物の怪話が広まったところで、それは大人達にとっちゃ暗黙の了解。
子供らにすれば怖面白い話のタネで、広まってしまえば 『ガキの戯言』 と聞き流される。
これで村の外に話が漏れてもほぼ問題ない状態になって、万事OKという事。

妖怪伝説を紐解くと、こういったエピソードがわんさと出て来るんですよ。
天狗が色好きなのは夜這いの言い訳であるとか、雪女は出稼ぎ娼婦の事であるとかね。
まぁ、ちょっと長くなりましたが、妖怪ってのはそういうもんです。


さて、次はナスカの地上絵。
ペルーの広大なナスカ平原に刻まれた、あらゆる絵や幾何学模様。
余りに巨大過ぎたが為に発見されなかったというその地上絵、実は発見されてからまだ70年ほどしか経ってないんですな。
描かれてる動植物の中には、ペルーには居ないはずのものまで含まれてるとか。
そして謎の多い幾何学模様。
数キロにも及ぶ図形や直線、一体何の為に描かれたものなのかはまだ謎のまま。
そもそも、航空技術の無い当時、遥か上空からしか全貌を確認出来ない絵を描いたのはどうしてだったのか、誰に向けてのものだったのか・・・謎だらけ。

地上絵にも少し繋がる部分としては、世界各地の遺跡も謎を多く含んでます。
有名どころとしては、このところ内紛でニュースを騒がせてるエジプトのピラミッド。
ピラミッド研究は他の遺跡と比べてかなり進んでる方なんでしょうが、それでもハッキリとしない部分はまだまだある様です。

ピラミッド状の建造物といえば、メキシコのマヤ遺跡にあるカスティーヨ(ククルカンのピラミッド)。
マヤと言えば2012年の人類滅亡説が注目されて、かつてのノストラダムス予言みたいなオカルトの代名詞みたいになってましたが、その根拠は古代マヤ人が天文学に長け、精度の高い太陽暦を使っていたというところにあります。
実際、遺跡には立派な天文台もあり、カスティーヨも天文学を踏まえて作られたと思わせる部分なんかがあるらしいんですな。
又、数学にも非常に長けていて、0の概念を作り出したのもマヤ人だとか。

ペルーにあるインカ帝国の名残りと言えばマチュピチュ遺跡。
標高2千メートルの高い山に築かれた都市で、これまた謎の多い遺跡として知られているもの。
そもそも、そこまでの高い場所に都市を築いた目的がハッキリしないであるとか、どうやって何トンもある様な巨石を運んできたか等々、現在でも研究が続けられている遺跡。

イギリスのストーンヘンジも遺跡としては有名。
いわゆるストーンサークルというやつで、巨大な石が円状に並べられている訳なんだけども、これもまた用途がよく解らない。
人工物なのは間違いないとしても、そこで何が行われたのか、何の為に作られたのかは謎のまま。

とまぁ、世界各地に残されてる遺跡は明らかにかつての文明の名残りなんだけど、細かな部分で解らない部分があって、謎を多く含んだ建造物な訳です。
建造物そのものだけじゃなく、その文明や文化についても謎が多い。
特に文字であるとか残された壁画には、記された当時には存在しないはずのものであるとか、その土地では知り得なかったであろう情報が数多く確認されてたりします。
それらを直結でオカルトに結びつけるのは乱暴過ぎるとしても、実際にその時代を知る者は誰一人居ない訳なんで、想像を遥かに超える事実がその当時にあった可能性だって無くはないという訳です。

遺跡はそこに文明があった名残りとして明白な訳ですが、別に遺跡じゃなくとも不思議な遺物は発見されてるんですな。
例えば、人類が存在しなかった時代や微生物しか存在しなかったはずの時代の化石から、どう見ても靴跡としか思えない形跡のものが発見されたり、それこそオーパーツの部分で触れた恐竜土偶の様に、その時代には存在しなかったはずのものが古代人によって作られたり描かれたりしてる事実がある訳です。


まだまだ世界には謎がありますが、とりあえずはこの辺りでまとめに。

オカルトの括りにはあらゆる不思議や謎が含まれる訳なんですが、それら一つ一つを見て行くと、それらの幾つかにはある意味で共通する部分がある気がしてならないんですよ。
つまり、間接的な繋がりというか、抜け落ちている部分を埋めるパーツというか。

例えば、古代遺跡や土器、土偶、壁画等々、明確に古代の人々が残したものの中には我々現代人が不思議に思ってしまう事実が幾つもあって、恐竜土偶なんかはその典型。
そしてUMAの存在。
ビッグフットやネッシー、シーサーペント等の未確認生物の報告例は凄まじい数。
その大半が嘘や捏造だったとしても、その中には実際に不思議な生物を目の当たりにした人だって居るんでしょう、恐らく。

さて、ここで気付くのは、恐竜土偶などが存在する以上、古代にもUMAは存在した可能性があって、少なくとも現代よりずっと現存した可能性は高かったという事。
あるいは、古代には既にUMAがUMAとして認知されていたかも知れないという事。

確かに人類誕生の400万年以前、更に6千万年も遡った太古の時代に絶滅したと思われる生物が生き残っていたというのは突飛過ぎる発想かも知れないけども、自然界の力は余りにも絶大ですからね、たまたまそういった生き残りが世界各地で少数ながら居たとしてもおかしくはないんじゃないかなと。
大体、人類が誕生した事事態がミラクルとも言える事なんで、それから比べれば実在した生物が生き延びた事の方がよっぽど説得力がある気がしてならないんですな。
逆を言えば、人類が自然に誕生したと考える方が疑わしいと言うかね。

さて、太古の生物の子孫がごく少数ながら存在していたとすれば、恐竜土偶を代表とする謎の遺物にも説明がつきますよね。
実際にそれらを見た人が居て、当事者や話を聞いた人間が似せて土偶を作ったり、壁画として描いたりしたとすれば、不思議が不思議じゃなくなる訳です。
単に見たものを形にしただけですからね、そりゃ。
勿論、古代生物がワラワラ居た訳じゃないだろうから、今のUMAと同じ様な扱いで認知されてたんでしょう。
だから、目の当たりにしてない人達は当時も信じたりはしなかったはず。
何の事はない、その辺りは現代と同じって事です。

ビッグフットもネッシーもシーサーペントも、古代人達の時代には現存していて、それを知った人々によって土偶や壁画として残された。
それはその当時からUMAだった訳だから、現代人が発見すれば尚更に謎になる訳です。
・・・とまぁ、こういった解釈をすると、世界中の謎にも説得力が出て来ませんかね。


オーパーツとして知られる世界中の遺物・・・水晶ドクロに金属球、金属製スプリング、金属ボルト等々、その当時には存在するはずも無かった物や、作る事が困難だった物が現存する不思議。
そして、人類や動物が存在もしなかった時代につけられたと思われる足跡の化石。
不思議だ謎だと言えばその通りだし、インチキだなんだとケチをつけ、理屈で説明してみたところで、その理屈が正解である根拠も無い。
でも、そもそもは人類至上主義の発想で考えるから無理があるのであって、人類以外の存在を想定すればそれほど不思議でもないんですな、これは。
まぁ、いわゆる宇宙人実在説みたいになっちゃいますが。

オカルト論じゃお約束の事なんですが、UFOや宇宙人肯定派の人達ってのは、とにかく存在する前提で何事も考えるからブーイングを食らう訳で、その逆に否定派の人達ってのも絶対に居ないって前提で考えるからまた偏る。
とにかく、幽霊だろうと宇宙人だろうと、肯定派も否定派も考え方が偏ってる時点でタチが悪いんですw
どっちの言い分も理解すべき点はあるし、理解し難い点もある訳なんでね、あくまで常識とかけ離れた部分を語る上では、懐疑的なスタンスってのが正しいんですよ。

という事を踏まえて言いますが、仮に人類以外の知的生命体が存在して、地球に来る事が可能だったなら・・・そして、その知的生命体は人類が誕生する遥か昔から存在していたとするんであれば、地球上のどの年代の地層や化石から、その当時にはあり得なかったものが出てきても不思議は無いですよね。
いや、別にそれが宇宙人である必要は無くて、実は地底人みたいな存在なのかも知れないし、単純に人類の肉眼では確認出来ない存在なだけかも知れない。
まぁとにかく、それが何者かは置いといて、人類以外の何者かがずっと昔から居るとするなら、オーパーツや太古の足跡の説明なんて当たり前につく訳ですよ。
自然界で作られた物じゃない人工物だとするなら、それは誰かしらが作ったんだろうし、そこに作った奴が居たって事ですよね。
足跡が残ってるなら足跡をつけた誰かが居たんでしょうよ、単純に。
結局、それがあり得ない時代のものだとしても、人類を基準に考えるからあり得ないだけの事であって、人類を基準にしなければ充分にあり得る話になっちゃう訳です。

面白い事に、オカルトに否定的な科学者なんかでも、人類以外の知的生命体が存在しないなんて言う人はごく稀です。
つまり、人類が存在するという根拠がある以上、宇宙には人類以外の知的生命体が存在する可能性が高いという事。
それが地球に来れるかどうかは別としても、存在自体を否定する人は科学者として愚か者なんですよ。
って事は、知的生命体があちこちに存在していて、人類より優れた知能と技術を持ってたって不思議じゃないし、その昔に地球という星を調査に来た可能性だってありますよね。
その時にビスやらスプリングを落としてたり、足跡を残したんだとすれば、それが太古の化石から見つかってもおかしい事じゃない。
むしろ、そこに残した物が出て来ただけの事で、極めて当たり前の事なんですよ。

まぁ、今のはあくまで可能性の話なんでツッコミどころはあるだろうけども、世の中の数多くの謎ってのは、それほど多くない謎から派生しただけの事で、筋道を立てて考えれば、本来の謎ってのはそんなに多くない気がするんですよ。
だから、太古の生物が生き残った謎があるから恐竜土偶という新たな謎を生んだし、人類以外の知的生命体って謎があるからオーパーツという謎が生まれた・・・という事。
勿論、あくまで可能性だから絶対ではないけども、そんな風に考えるのが本来は普通だと思うんですよ、俺は。
謎だ謎だって言うのは下手に専門知識があったりするからで、引きの目で見れば物事の道理なんてのはそれほど複雑じゃなかったりするもんです。
って事は、古代生物は生き残ってたと考えるのが妥当だし、人類以外の知的生命体が昔来たって考えるのが妥当じゃないですかね。
物凄くシンプルだけど、世の中の不思議についてそういう当たり前の見方をする人が余りにも少ないせいで、謎が必要以上に謎になってしまってる気がします。
まぁ、その方がミステリーとして面白いのは解るんだけどもね。

ただ、現代にも太古の生物が生き残ってるとか、知的生命体が頻繁に地球を訪れてるとか、そうなるとまたちょっと話は違うんですよ。
俺が言ってるのは、あくまで遺物やら化石やらって物証についての説明をするんであればって事で、今現在どうのって話じゃないんです。
古代生物が今も生き残ってるかどうかは解らないし、人類以外の知的生命体が地球に来てるかどうかも解らないけど、かつては古代生物が生き残ってた可能性は高いよね、人類以外の知的生命体が地球に来た事ぐらいはあったかもねって言ってるだけです。
それぐらいの可能性ってのは否定すべきじゃないでしょ?って事でね、それ以上に入れ込んで信じるのもまた違うんじゃないのかね・・・という事。


さてさて、とりあえずまとまった訳なんですが、無駄に長くてスミマセンw
でもほら、どういう事例があるかを具体的に挙げないとまとめようもないからね、こういうのは。
要は、謎だと言われてるからって全て謎だって先入観で見ちゃダメって事ですよ。
不思議は不思議でも、その不思議が意図的に作られてる場合もあるしね。
第一幕でJFK事件を例に挙げたけども、政府なり組織なり、それなりの権力があれば情報操作なんて容易い訳で、結果的に真相が明らかにならなきゃOKなんですよ。
JFK事件はこれだけ世界的に疑惑の目が向けられてるけど真相は出てない訳で、明らかに何らかの陰謀を臭わせてるけども、真実さえ出なけりゃ全然OKなんですよね。
なんだろうな・・・無修正AVだけど肝心なトコは上手く隠れてるから堂々と売ってOK的なねw
変な例えだけどもホントにそういう感じでしょ、あの事件は。

つい先日、NASAが生命体存在の可能性がある星を54個確認したってニュースでやってたけども、その発表前まではたったの2個だったそうな。
2個から一気に54個って・・・俺は違和感を覚えたんですがね。
まぁ、そこに裏があるかどうかは知らないけども、国家なり組織ってのは存亡に関わる問題やら国民に影響が大きいであろう情報を隠して当然だし、その為に多少の犠牲ぐらいは出しても仕方無いってスタンスな訳でね、我々庶民が知り得ない情報ってのは膨大ですよ、きっと。
だから、いくら宇宙人否定派が血管浮かせて喚いても、明日国家が 「居ますよ」 って発表したらそれが事実になってしまうし、例え本当は居なくたって居る事が事実になってしまう訳ですよ。
つまり、世の中の事実は事実じゃないかも知れないし、事実じゃないとされてる事が事実かも知れないって事で、何を信じるも信じないも無いんですよ、この世は疑わしい事だらけ。
結局、当たり前に過ごしてるこの世の中こそがオカルトの塊なんですな。