え~、ようやくクリスマス画像が完成しても、息つく間も無く年賀画像に取り掛かるのが恒例になってるここ数年です。
いや、作るのは好きでやってるんでそれほど苦じゃないんだけども、問題なのはアイデア。
シンプルに干支を描きゃ良いって話なんだけど、それだと自分的につまらんのですよ。
昔みたいに手描きで年賀状を出してる訳でもないし、せっかくCG描ける様になったんだから、それなりに凝ったものをとか、何かしら捻りのあるものを描きたいんです。
で、そうなるとアイデア浮かぶまでが大変。
作業自体よりも大変。
漕ぎ出すのは簡単だけど、どっちに舵を向けるかを最初に決めないとダメな訳で、目標の小島が見えない限りは動くに動けないというアレです。
とは言え、絞り出したから良いアイデアが浮かぶってもんでもないんでね、出来るだけ自然体にその時を待つのがベストだったりします。
とか言いつつ、今までの年賀画像を引っ張り出してきて、何かヒントでもないかと探してる時点で若干の焦りはあるんですがw
変に職人肌なんでね、凝ると凝りすぎて時間掛けまくったりするんです、あたくし。
だもんで、早いこと動き出さないと間に合わない可能性もあるとかないとか・・・w
ってな訳で、今までの年賀画像の一部を公開。

2003年の年賀画像。
どうですか、この俺のキャラに合わない可愛らしい羊ちゃんw
当時はまだ年賀状をちゃんと出してた頃で、この画像は年賀状をスキャニングしたもの。
イラストは完全に手描きで、CG処理も一切ナシ。
このイラストを一枚一枚ちゃんと描いて出してました。
なんというマメさだろうね、まったくw
え~と、確かこの前年もこういう可愛い系のイラストを描いて出して、意外性がウケたんですよw
勿論、その意外性を狙って描いたんだけどねw
一応、こういう絵も描けるんです、こんなおっさんでもw

2004年の年賀画像。
とんでもなく手抜きな年賀画像w
これは当時まだ子猫だったウチのダン君(♂)の写真に文字入れしただけですな。
別に名前に引っ掛けた訳じゃないけど、ダンボールに入って遊んでる時の写真。
やんちゃ小僧の可愛い盛りで、デジカメも入手したてだったから撮りまくってたんですよ。
今はすっかりツンデレの変わり者猫になってますがw
多分、この頃は仕事が忙しくて、年賀状がどうのとかやってる暇も無かったんだと思う。
当時付き合ってた彼女すら半ば放置状態だったはずw
まだ学生で働いた経験もない子だったから、「仕事で忙しい」 って説明がちゃんと通じない事に困り果ててた記憶がありますw
まぁ、安すぎる金でどうにもならんほど忙しく働いてた方がどうかしてたんだろうけどw

2008年の年賀画像。
これはもうある意味でネタですなw
どうせ手抜きするならギリギリのシャレかましたろうとw
「いや、これ、ダメでしょw」 とか 「ギリギリセーフじゃないよw アウトだよw」 とか散々言われましたw
まぁね、Mとかそのまま残ってるしねw
つーか、身体以外はほぼそのままだしねw
でもまぁ、こういう外人ウケしそうなくだらない感じのって良いじゃないですかw

2009年の年賀画像。
またしても登場、俺のキャラに合わない可愛い系イラストw
2003年のがあるだけに、この流れも納得かとw
絵的にも同じ系統だけど、この牛はオールCG。
やっぱりこれも最初はメモ帳に手描きでイラストを描いて、それをスキャニング。
取り込んだ絵のアウトラインだけ残して、パーツごとに彩色して仕上げ。
最後に全部を組み合わせて、別に描いた背景と合成・・・ってな感じ。
まぁこれは、それこそ2003年辺りの可愛い系イラストの流れを踏みつつ、あれをフルCGでやったらどうなるかって試してみた感じですな。
画像いじり技術と知識も、この辺りからかなり細かい部分まで踏み込んでる感じかも。

2010年の年賀画像。
ハィ、今年の年賀画像はリアル系の虎でした。
毎年毎年よく考えるもんだと我ながら思うんだけどもw、今年のはアイデアがすぐに浮かんだもんで、取り掛かるまではかなり早かったかな~と。
ただ、作業自体は結構手間の掛かるもんだったんで、なんだかんだで時間も掛かりました。
と言うか、これ作ったのって去年の11月ぐらいだったから、ヘルニアのピーク寸前の頃。
あのとんでもなく痛い状況でこれ作ったのはミラクルかも知れないw
え~、この虎のアイデアってのは、虎の模様が木目に似てるって気付いた事からスタートしました。
そしたら、木目を使って虎を描けないか?・・・というアイデアだったんですね。
とにかく使えそうな木目のある材木画像を素材としてかき集めて、数百枚の材木画像を確保。
一枚ずつ確認しながら木目をピックアップして、実際の虎画像を参考に木目を並べてベースを作ります。
ベースが出来たらコントラスト調整で虎柄を際立たせて、目やら鼻やらを配置。
その後は手描きでの調整・・・というか、ほぼお絵描き。
まぁ、とにかくアホほど大変な作業でしたわ、こいつは。
おかけで作品としての自己満足度は100%だったんだけど、いざ実際に送った相手はそれほど良いリアクションしてくれなかったというねw
なんとも切ないお話ですw
いや、アートの世界なんて所詮そんなもんなんですがねw
さてさて、今回はどうしよう・・・。
ウサギで思いつくのは、バックスバニーとミッフィーと関根 勤だけなんですがw
こんな発想で大丈夫なのか、俺・・・w
とても心配w