ブログネタ:牛乳好き? | weblog -α-

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牛乳好き? ブログネタ:牛乳好き? 参加中


え~

「大好き」

ですよw


俺、多分、牛乳は飲み物の中で三本の指に入るぐらい好きです。
なんで好きかって聞かれると考えちゃうけども・・・まずは習慣的な部分もあるのかな~と。

俺がガキの頃、ウチは牛乳を取ってたもんで、毎朝500mlの紙パックのが届いてたんですよ、確か。
当時は5人家族だったから、それぐらいあってもなんだかんだ飲み切ってたんでしょうな。
もっとも、とっとと飲み切らないと次か来て在庫抱える事になるってんで、俺はやたらと飲まされてたのかも知れないけどもw
まぁ、おかげで背は伸びましたけどね、俺の年代的には大きい方なんで、一応。
そんなんだったもんで、そもそも牛乳を飲むのが当たり前に育った訳ですよ。
だから、基本的に牛乳は美味いもんだって認識はその頃からあったと思うんです。

あとはですね、これは飲み物に関してだけじゃないんだけど、俺は後味とかえらく気になるんですね。
要は、飲み終えた後の口内の状態が気に入らないと、それはもう失格なんです。
その点で牛乳は見事に合格なんですよ。
飲んでる時も美味いし、後味も悪くない。
単純な事なんだけど、この条件を満たす飲み物とかってそんなに無いんですよね。

今はですね、牛乳というと明治のLOVEってのを好んで飲んでます。
厳密に言えば加工乳なんですけどね。
LOVEは一般的にスーパーとかで売られてる牛乳の中で一番好みなんですよね。
独特の臭みも少ないし、濃度的にも丁度良い。
値段も比較的手頃だし、わりと特売なんかで安くなってたりもするんで、主婦なら知ってる人は多いはず。

他の牛乳だと、タカナシの牛乳は基本的に美味い方ですね。
タカナシのは昔バイトしてた喫茶店で使ってたもんで、それ以来たまに飲んでたりします。
あと、明治のおいしい牛乳もわりと美味い方かな~。
まぁ、あれはちょっと値段的に高めなんで、常に買う牛乳じゃないですね。

あ、そうそう、雪印のは食中毒事件から一切買わなくなってたんだけども、数ヶ月前に仕方無しで買ってきた牛乳飲んでみたら、思った以上に美味かったんでちょっと意外でした。
雪印のは水っぽいイメージが強かったんだけど、結局あれは古いのとか混ぜてたりしたせいで、ちゃんとやればそれなりに美味かったのかもな~・・・とか思ってみたり。


牛乳と言えば、思い出すのは給食で出てた牛乳。
俺らの頃は小学校から中学校まで保証牛乳ってやつでした。
この保証牛乳、恐ろしく不味いんですよw
臭くて水っぽくて薄いという、牛乳で一番ダメなパターンですねw
あれを義務的に毎日飲まされてたら、牛乳嫌いになったとしても仕方無い気がしますw

そんな保証牛乳、結構前にほとんどの工場が潰れて、今は大阪に存在するのみだそうな。
大昔は明治とか森永と並ぶぐらいのメジャーどころだったらしいんですけどね。
で、俺の地元には保証牛乳の工場が当時ありまして、小学校の高学年ぐらいの時に学年で工場見学に連れて行かれたんですよ。
校外学習ってのは大抵そこそこの盛り上がりを見せるもんなんですが、目的地が保証牛乳となると、ほぼ全員がローテンションw
そりゃだって、工場見学と言えば最後に試飲だの試食ってのがベタですからね、たたでさえ毎日飲まされてる不味い牛乳を、わざわざ工場まで行って飲みたくなんかない訳ですよ。
言わば、『作りたての不味い牛乳』ですからw
むしろね、見学に来たら他の会社の牛乳飲ませてあげるよ~って感じにして欲しかったぐらいですw

で、当然、見学が始まっても興味なんかないんですよ。
どう頑張ってるとしたって、現実に不味い事を誰しもが毎日自分の舌で確認してるんですから、どんな工程で不味いのを作ってるか興味なんて出るはずもない。
見せられれば見せられる程、「こんなに大変な思いして作ってるんだから、平気な顔して不味いとか言わないでよ」って言われてる感が拭えない訳です。
でも、子供だからこそ尚更に、素直な気持ちで不味いとみんな思ってるんですw
今なら「あんたら、飲んでみた事ある?」って真面目に訊いちゃいますけどね、担当の人辺りにw

さて、見学も終わるといよいよ恐怖の時間・・・見学者サービスという名のノルマが全員に配布される訳です。
目の前にはいつもの牛乳瓶。
普段なら給食と同時に出されるんで何とか誤魔化して飲み干せるものの、この時ばかりは牛乳単体。
まさにガチンコ対決。
トイレ掃除させるならゴム手袋だけは貸してくれ・・・って感覚ですかね、あれは。
素手でこの便器を掃除しろと!?・・・みたいな。

みんな、牛乳瓶を前に半ばフリーズ状態ですよ。
多少キョロキョロしてたりはするんです。
「え?これってもう絶対飲まなきゃダメ・・・だよね。」って感じで。
あれは多分、「誰が最初に目の前の毒薬を飲むか」ってのに近いんだと思います。
大袈裟な様ですけど、ホントにそういう雰囲気でしたw

で、みんなが覚悟を決めかけてたその時、天からの救い・・・仏の慈悲・・・あの素晴らしき粉、ミルメークが登場したんです。
これには一斉に「おぉぉ!」って声が上がりました。
ミルメークと言えば、入れるだけで牛乳を甘くて飲みやすいコーヒー牛乳に変えてくれる人気者・・・言わば給食界のヒーローですよ。
そんなヒーローの登場を、絶望しかけてた俺らは大歓声で迎え入れた訳です。

結局、ミルメーク効果でほとんどの牛乳は飲み干され、工場見学の担当者もさぞホッとしてたんでしょうね。
でも、あっちからミルメーク出してる時点で負けですよねw
というか、今考えると、最初に工場見学で牛乳のみを出してみたら、予想以上に残した生徒が多かったんじゃないかと思うんですよ。
その惨状を目の当たりにした担当の人達が会議を開いて、苦肉の策としてミルメークに頼ったんだろうなと、こうして大人になると事情が見えてくるんですな。
まぁ、そもそも美味いの作れよって話なんですけどねw


そういえば、保証牛乳でも今で言う都市伝説みたいに「あそこの牛乳は水を混ぜてる」なんて噂があったんですけど、実際は牛乳に水って混ぜられないらしいですね、分離しちゃって。
でも、それならあの極端な水っぽさって一体何だったんだろう・・・と、今更気になります。
とりあえず言えるのは、当時の保証牛乳の味ってのは、例の事件が発覚する前の雪印牛乳よりもずっとずっと不味かったって事ですw