ブログネタ:恋人とケンカ、話し合う?距離を置く? 参加中これは簡単。
「話し合う」
以外にありえませんな。
まぁ、ケンカの内容とか程度にもよるけども、恋人だろうとなんだろうと、所詮は他人同士。
他人同士がなんでもかんでも賛同出来たら、争いも戦争も無い訳で・・・って、ベタですがw
いや、でもホント、他人同士である以上、そこに愛だの強い絆だのがあったところで、ぶつかる時はぶつかるのが当然の事。
むしろ、ぶつかり合いが無いとしたら、それはどっちかが我慢したり妥協してるだけなんですよ。
そんなもんは一緒に居る意味が無い。
結論から言うと、他人同士がその関係を継続させられるかどうかってのは、「相手をどこまで許せるか」って部分に尽きるんですよ。
つまり、どうしても許せない部分が一点でもあったとしたら、その関係は非常に脆いものにしか成り得ないって事。
その関係をなんとか維持したとしても、必ずどこかで壊れます。
同じ距離感を保ったままだとね。
よくケンカして距離を置くって話は聞くし、そういった相談を受けた事もあるし、彼女からそんな様な事を言われた経験も過去にあるけども、そんな事をしても何の意味もありません。
これはほぼ断言出来る事。
距離を置く・・・つまり、少し時間を置いて冷静に考えましょう的な意味合いで言うのが普通なんだと思うけど、それぞれがそれぞれの頭で考える事なんて、所詮は自分寄りの考えにしかならないんですよ。
お互いにしっかりと考えたものを持ち寄ったところで、それは我の張り合いと大して変わらないんですな。
自分の事や相手の事を考えたり配慮するのは当然として、恋人とかの場合はもう一つ『二人の事』って要素があるんです。
つまり、それぞれが一緒に作り上げてる共同の部分ですね、解り易く言うと。
関係を継続させるって事は、その『二人の事』の部分をいかに設計して、いかに構築するかって事なんですね。
という事は、お互いが自分の頭だけで考えた事なんてのは、どれだけ相手への配慮があったとしても「自分のもの」にしかならないんです。
だって、『二人の事』は二人で作るべき部分ですから。
距離を置くのであれば、再会した時に現状とは絶対的に違わないとダメなんです。
お互いが何一つ変わらないとしたら、どれだけ距離を置こうが何も変わりません。
1と1で2という答えにしかならないんだとしたら、どちらかが1から変化しないと違う答えにはならないんですよ。
でも、そんなのは短い期間じゃまず無理だし、それなら一度別れた方がよっぽど建設的なんです。
ケンカして話し合うって経験、俺はそれほど無くて、ほとんどが説教してるパターンです。
それは話し合うのとは少し違うけども、距離を置くなんて事よりはずっと賢明な事。
お互いに現状のどこかに問題があると気付いたからケンカになりますよね、大体。
そしたら、どこが問題点なのか、どう対処すべきなのか、どんなフォローが出来るのか・・・なんて事を具体的に突き詰めて行かなきゃダメなんです。
そういった「継続させるべくするミーティング」ってもんを避けてたとしたら、その付き合いはママゴトと何が違うんでしょうか。
誰だってケンカはしたくないし、険悪なムードを作りたくはないけども、他人同士が接し合いながら関係を継続させようとするならば、お互いが他人である事を認め合い、尊重し合い、納得こそ出来なくても理解しようと試みなければ、確実にそれは破綻しますよ。
愛だの何だのと言ったところで、嫌なテーマや痛いテーマから逃げるのであれば、そんなものは所詮ニセモノです。
どうしてもそこを避けたいのであれば、他人との深い関わり合いなんてするもんじゃないですよ。
他人同士しか居ない現実なんだから、他人同士である事を意識しながら生きるしかないんです。
話し合って、ぶつかり合って、それで壊れるなら壊れるべきもんだったって事。
無駄にはなりませんからね、そういう経験ってのは。