ブログネタ:好みのタイプは文系? 理系? 参加中この二択なら
「文系」
ですな。
理由は単純に自分が文系人間だからなんだけども、別に理系だから嫌いって事でもないですよ。
ただ、文系と理系って考え方が真逆なぐらい違ったりするんで、どっちの方がぶつからずに済むかって意味では、恐らく同じ文系タイプだろうな~・・・と。
もっとも、同じ文系だからこそぶつかる部分もあるんでしょうが・・・。
あの~、そもそも俺の中では、文系タイプって理屈屋で理論派なんだけど、応用力に長けてると言うか、多角的な視点から見て物事を考えるタイプだと思うんですね。
で、理系タイプってのは、理屈とか理論は勿論あるんだけど、基本的に何事も方程式を基準にしてるタイプじゃないかと思うんですよ。
つまり、解りやすく言うと「1+1=2」という数式に疑問を持つのが文系人間で、疑問を持つ必然性を感じないのが理系人間じゃないかなと。
勿論これは少々アバウトな表現ですが。
例えば、『太郎君が花屋でチューリップを3本と、薔薇を2本買いました。花の合計は何本でしょう。』という問題があったとすると、数式的には『3+2=5』なんで答えは5本なんですよね。
理系の人達にしてみると、完全に方程式が成り立ってるんで疑う余地は無いと考える訳です。
ところが、俺みたいな文系の理屈屋にしてみると、ホントに5本って言い切れるのか?って思っちゃう訳なんですよ。
だって、花屋がオマケに何本か足してくれてる可能性だってあるじゃないですか。
だとしたら、答えは必ずしも5本ではなくなるんですよ。
屁理屈の様だけども、物事の考え方ってのはあらゆる可能性を踏まえなければいけない訳で、単純に方程式だけを考えるのは違うと思うんですね。
数学的には『3+2=5』であっても、現実の事として考えた場合は必ずしも5ではない。
けど、理系の人達は基準を方程式に置いてるが為に、現実においても同じ様な考え方をしてしまいがちなんじゃないかなと。
そこの切り替えが得意じゃない相手となると、文系人間としては付き合うのが少々厄介なんです。
一番解りやすいのが笑いに関する部分。
笑いのネタにも色々と種類とタイプがありますが、俺なんかが好きなのはシュールなネタ。
シュールなネタってナンセンスなのが結構多いんですよ。
要は、「それは違うよ」ってツッコミを入れたら面白味が一つも無い様なネタですね。
正解が解っているからこそ、そこから少しズラしたぐらいの答えを出して、そのズレを笑いにする手法だったりするんですけど、それって理系の人は苦手なんですよ。
A「あれ? 1+1って2だったっけ?」
B「ん? 2だよ。」
A「あれ~? そうだったっけ?」
B「ん~・・・2だと思った。」
A「ホントに? 間違いない?」
B「いや~・・・昨日までは確か2だったよ。」
A「あ、そうなんだ。」
B「うん、昨日まではね。 今日は知らないけど。」
なんていうネタがあったとしたら、理系の人は「2に決まってんだろ」って発想なんですよ、極端に言うと。
対する文系の人は、「確かに2とは限らないかもね」って発想なんです。
ちゃんとユーモアのセンスがあって、理系の人も文系の人も笑ったとしても、どこに着目して面白味を感じてるかは違ったりするんですね。
2に決まってるのに二人して解ってない事が可笑しいのか、二人とも答えが2である事にどこか疑いを抱いてる光景が可笑しいのか・・・みたいな。
結局、笑う事に違いはなくても、その笑いは別モノなんです。
つまり、タイプによって軸にしている部分が違う訳で、軸が違えば同じ物を見ても捉え方は変わってくるって事です。
このお題の場合は「好みのタイプは?」って事なんで、同じ空間を共有するならどちらのタイプとが居心地が良さそうだと感じるかって事だと思うんですね。
となると、やっぱり同じ様な感覚で物事を捉えるタイプの方がきっと居心地は良いと思うんです。
ただ、何を求めてるかによっては逆の選択もありますよね。
自分とは違うタイプの方が、自分に無い意見が聞けて面白い・・・ってな見方もある。
俺は昔付き合ってた彼女に理系の子が多くて、現実的な事では結構ぶつかったんですよ。
勿論、俺は筋の通った正論を言うんだけど、向こうが受け入れない事が多々あったんです。
心情的に受け入れたくないならまだ良いんだけど、理解しようとしないのが困りもんでして・・・。
結局、ネックになってたのは捉え方が違う事なんですよね。
俺がいくら理屈を順序立てて丁寧に説明したところで、相手は自分の中の方程式が出来上がっちゃってるもんだから拒絶するんですよ。
「これはこうなんです!」って方程式ですよね。
だから、「そこはこれこれこうだからそうじゃないでしょ?」って説明しても、完成品にしちゃってる自分の方程式を疑おうとしないんですな。
そうなればもう、話になんないんですよ。
まぁ、そんな事もあったんで、理系よりは文系の人の方が理解し合えるかなと。
あるいは、お互いに全く理解出来ない捉え方をしてるぐらいの方が面白いかなともw
という事で、好みのタイプは文系って事にしときます。
柔軟性のある理系の人と話してるのもめちゃめちゃ面白いんですけどねw