朝、彼女から電話が。
出勤途中のはずの忙しい時間帯に電話なんてどうしたんやろうと思ったら。

「定期落とした~!」

と悲壮感漂う声が。

バスから降りた時に落としたんだとか。バスから電車に乗り換える時に気付いたけど、戻ると会社に遅刻するかもしれないのでとりあえず会社に向かったと。
そこまでは同情しながら聞いてたんだけど、単に定期を落としただけ(痛い出費やけど)にしては彼女の動揺が大きい。
どうしたのかと思ったら。

「定期入れが…!」

ああ。そうか。
クリスマスにわたしが彼女にプレゼントした定期入れだ。
ちょっと予定より奮発してブランドの、彼女に似合う可愛い色とデザインを選んで。
彼女は凄く喜んでくれたんだった。

そうか、定期を落としたということは定期入れに入ったまま落としたということか。
最初にピンと来なかった自分の鈍さを恥じながら、

それでも仕方ないと優しく彼女をなだめた。
彼女はもう今にも泣き出しそうな声でどうしようどうしようと繰り返す。

「折角くれたのにほんまにごめんなあ…!もし見つからへんかったら同じの絶対買う!」
と激しく落ち込む彼女。

とりあえず警察に届けて、親切な誰かが届けてくれているのを祈りつつ、連絡を待つことにして電話を切った。


昼頃、定期が無事に届いたことを報告するメルが。
良かった良かった~親切な人はまだまだ居るもんやね~。
勿論、定期入れも無事。



見つかったことよりも嬉しかったのは、彼女がわたしの贈った定期入れを心から大切に思ってくれていたのを改めて感じたこと。

落し物は良くない出来事だったけど、結果的に見つかったし、おかげでちょっと嬉しい気分を味わえたのでした。



今週末は、バレンタイン当日が平日で会えない代わりにバレンタインおデートです。
前日は外出するので、今からチョコ作ります。
わたしが唯一失敗せずに作れるお菓子、トリュフを!
ちゃっかり自分の食べる分も作ります♪
お父さんにも勿論あげますよ。