以前の記事 で出てきた友人の話です。

彼女は、去年の春から働くことをやめて(詳しい経緯は前の記事で)、現在までずっと無職生活を続けています。

もうそろそろ一年。あっという間…だなぁ。

でね。


それなりに、時折ド短期のバイトをしていたのだけど。

自己申告でシフトを組むシステムのところだから、入りたい日に入れられるのね。

「仕事くださーい」って連絡して、紹介してもらうっていうやつ。

それで彼女の登録したところが、工場系ばかり紹介するところで。

肌に合わなかったらしく、1、2回入ったっきりでやめてしまった。

そこからずっと働かずに家にいて。

遊びに誘っても、交通費や外食費が払えないから来れないっていうところまで追い詰められて。

とても心配していたんだけど。(このやりとりも過去にたくさん書いたので省略しますが)


で、その子とこないだ会った時、

「短期バイトの面接行って来るよ」

って話してくれた。

(おっやっと自分で働く気になったんだな)って嬉しかった。

そしたら間髪入れずに彼女、

「欲しいゲームが発売になんねん。」

「あと他に●●っていうゲームも欲しいし。」


わたしは密かに、その理由が少し寂しかった。

彼女と遊びに行くとき、お金がないから行けないときも、

こっそり代わりに工面したり、気を遣わずに出ておいでって言葉をかけたり、

余りお金を使わなくても遊べるところや店を選んだり。

やっぱり、働く意欲を失った人に、自分が働いてないから払えないんや…って

自分を責めさせるのはよくないかなって。

それが働く意欲を取り戻す起爆剤になれば良いけど、

精神的に弱ってる今は逆効果かもしれないし。難しいところ。


で、彼女本人も、出て行きたいのにお金がなくて出て行けない、

人と付き合えないのが心苦しいってよく言ってたから。

で、ようやっとそういうもどかしい日々が背中を押したんだ、良かったって思ったんだ。

でも、彼女の背中を真っ先に押したのは、友人達との付き合い、ではなく、

自分の欲しいゲームだったんだ。

心配するのは勝手だ、って言われてしまえばそれまでで、

実際に精神的に余裕がない時には、友人の心配が鬱陶しいこともあると思う。

でも。少し。ほんの少しでも届いているかなって。思ってたんだけど。

押し付けがましいのは分かってる。でも。

彼女もね、友人たちの思いに決して無関心な訳じゃなくて、

いつも心配かけてごめん、でも凄く嬉しいよって、気にしてくれていたから余計に。


そんなわたしの心中を察したのか、彼女は、

「あ、あとこういう風に遊びに出てこれるようにっていうのもあるし…ね」

と、即座に付け足した。

出来ればそれを最初に言って欲しかったなぁって。ちょっと、ほんのちょっと思った。


でもね。

これでも大きな進歩。こないだまで、

「欲しいものが出来て、買えなくても、諦めるようになってきた。」

「好きなものが分からなくなってきた。」

って、言っていたのだから。

ようやく、物欲に突き動かされる気力が出てきたという訳で。

とりあえず、そういう点では、安心しました。

このまま、労働を継続する気持ちを保てればいいなぁと思います。

温かく見守っていこう。決してこっちから急かさないように。


ただひとつ心配なのは、

面接受けに行くバイトが、数日間限定のバイトということ。

それが終わって一定の給与を得たら、また無一文になるまで、働かなくなるかもしれない。

でもそれは、もう、彼女自身の問題。ここでごちゃごちゃと口出しする必要は無い。

助けを求められれば、その時はしっかり手を延べてあげるよ。勿論ね。

この小さくも大きな一歩を、彼女自身の意志で繋いでいけることが重要です。


がんばり過ぎない程度に…がんばれ!!!

(それが難しいんだけど)