気づいたら、頭の中がパンパン。


やることが次から次へと出てきて、でも何から手をつけていいかわからない。
そんなとき、ない?

朝ごはんの支度しながら、
「あ、今日子どもの提出物あったっけ…」って思い出して、
ついでにカレンダーを見たら、来週の予定も気になってくる。
「そういえばあの件どうするんだっけ」って別の心配までやってくる。

気づいたらもう、目の前の卵を焦がしそうになってる、みたいな。

それって「混ざってる」からかもしれない
思考がグルグルするのって、実は「いろんな種類のことが一緒くたになってる」せいだったりする。

そこでちょっと役に立つのが、「フレームワーク」っていう考え方。
かた苦しい言葉だけど、ざっくり言えば「わけて考える枠組み」みたいなもの。

今日は、日常でも使いやすい3つを紹介するね。
 


これはシンプル。
「緊急」と「重要」、2つの軸で、目の前のことを分けてみるだけ。

たとえば、

  • ごはん作る:緊急&重要
  • スマホの機種変更:重要だけど急がない
  • SNSチェック:緊急でも重要でもない
  • 洗剤が切れてた!:緊急だけど、あんまり重要じゃない?


…みたいな感じで、パッと見えるようにすると、「あ、これから手をつけよう」が見えてくる。
やることが多いときこそ、このマトリクスは頼れる味方。
 

 

ちょっと面白いのがこれ。
もともとはビジネス用なんだけど、実は自分自身にも使えるんだよ。

たとえば、

  • 強み(Strength):料理はまあ得意
  • 弱み(Weakness):でも片づけはニガテ…
  • 機会(Opportunity):近所にオーガニックな宅配がある!
  • 脅威(Threat):体力が落ちてきた、ムリはしたくない


って書き出してみると、「じゃあ自分に合ったやり方、あるかも」って気づけたりする。

“できてないこと”ばかりに目が行くとしんどいけど、「できてること」「環境のチャンス」まで見渡せるのが、このフレームのいいところ。
 


これは、悩みがもやもやして言葉にならないときにおすすめ。
真ん中に「わたし」と書いて、そこから自由に、気になることをつなげていくだけ。

たとえば:

わたし
├ ごはん
│ └ 時短したい
├ お金
│ └ 夏に出費増えそう
├ 子ども
│ └ なんとなく機嫌が気になる
└ わたし自身
└ 休めてないかも

…って書くだけで、「あ、こんなに抱えてたんだ」って見えてくる。

言語化できないモヤモヤって、ただ溜まってるだけでしんどくなるから、
とりあえず“出す”ってすごく大事だったりする。

 

 

「わけてみる」と、ちょっと息がしやすくなる

 


あれもこれも…って、ぜんぶ一気に片づけようとすると苦しくなるよね。
でも、ちょっと分けてみると、「ここだけ手をつければいいかも」が見えてくる。

完璧じゃなくていい。
やらなくてもいいこともあるし、後まわしでいいことだってある。

「まず分けてみる」。
それって、ちゃんと自分を大切にするための、小さな一歩なんだと思う。
 

▼おまけ:どれを使う?かんたん早見表

状況 おすすめ
やること多すぎて混乱中 2軸マトリクス
自分の強み・弱みを整理したい SWOT分析
とにかくモヤモヤを吐き出したい マインドマップ


必要な人に、この記事がふっと届いたらうれしいな。
書きながら自分も「あ、また混ざってたな」って気づかされたよ。

 

 

考え方のコツを知りたい人に

 

思考法ってなに?
それは、「考え方のコツ」をギュッと詰め込んだもの。

ちょっと視点を変えるだけで、
日々のモヤモヤがふっと軽くなることもある。

このページでは、そんな思考法をテーマ別にまとめてみたよ。
気になるところから、自由に読んでみてね。