ゾルボンヌ通信

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ZOLBONNE通信 益子編(5/5)

こんな場所 誰も来れない

ここがいいと思い決めました

 

城田: 僕たちもこれから、自分たちの作ったものをどうやって世の中に伝えていくか模索中で、世の中ではまだまだコロナの影響も続きそうだと思うのですが、仁平さんは今後の展開をどうお考えですか?

  

仁平さん: コロナで外出自粛になる前は、なんでもネットでやったほうが便利という考え方もあったと思うんですが、外出自粛の反動で人と会う楽しさというか、実店舗の面白みに帰ってきてほしいと思っていたんですよ。

 

青山の店って規模も小さいですし、そこでショップとして儲けるというより、栃木でこういう活動してますっていうアンテナショップのような感覚なんですよ。

 

よく来てくれる人と仲良くなったら、田舎も面白いから遊びに来なよというような、入口くらいに思っていたんですよね。

 

でも、コロナが多少収束しても、人とどんどん会ってという風にはまだいかないので、どうしましょうね。

 

城田: 僕もこんなに遠くにきたのは本当に久しぶりで、外に出て気持ちがよかったです。

 

仁平さん: 東京から1時間も走れば結構田舎が見えてくるじゃないですか。

ちょっと離れればこんなに土地があるのに、都心の方だと上に上に住むようなっていて、もう無理があるのかなと思っているんですよ。

 

特に物作りをされていて卸とかでやってる方や、Webとかで仕事ができちゃう方は、東京にいなくてもいい時代になっているので、これを機に一極集中が落ち着いてっていったらとは思いますけどね。

 

 

城田:しかし青山店の場所すごいですよね。青山のど真ん中とは思えない。

 

東京にアンテナショップがほしいと思ったときに、せっかっく田舎の企業が出すなら、一等地の方がイメージがいいと思って、青山がいいと思ったんです。

ただ、こういうジャンルだと誰でも好きな店というわけでもないし、静かな場所で見てほしいっていうのがあって、一等地だけど知っていないと来れないっていうところを探していたんですよ。

 

毎日物件サイトで探していたら見つけて、こんなの誰も来れない、ここがいいと思って決めました。

 

僕も旅にいくのが好きで、そういったときになにが楽しかったかというと、雑誌に載っているおしゃれなところよりも、地元の人に教えてもらったようなローカルなところなんですよね。

益子町にもそういった面白いところがあるので、そういった面白みを伝えていけたらと思います。

 

 

二平さん、店長さんありがとうございました。

 

 

終わり

 

 

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