大鵬薬品工業は3月12日、H2受容体拮抗薬プロテカジン錠5、同10について、逆流性食道炎の効能・効果を取得したと発表した。

 今回の承認は、プラセボと比較したフェーズ3試験の結果に基づく。投与8週後の内視鏡治癒率は、プラセボ投与群の9.7%に対し、プロテカジン投与群で71.0%だった。投与2週後の日中の胸やけ症状の回数変化率は、プラセボ群の▲4.2%に対し、プロテカジン投与群で▲40.0%と、いずれも有意差があった。

 プロテカジンは、2000年1月、▽胃潰瘍▽十二指腸潰瘍▽吻合部潰瘍▽急性胃炎▽慢性胃炎の急性増悪期▽麻酔前投薬―の適応で承認を取得。09年1-12月の売り上げは75億円(薬価ベース)。


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