新沢千塚古墳群(奈良県橿原市) 新沢千塚(にいざわせんづか)古墳群126号墳(5世紀後半)で発見されたガラス皿の化学組成が、ローマ帝国(前27~395年)領内で見つかったローマ・ガラスとほぼ一致したことがわかった。 同墳からセットで出土した円形切子(きりこ)ガラス括碗(くびれわん)はササン朝ペルシャ(226~651年)の首都・クテシフォンの王宮遺跡「ベー・アルダシール」で見つかったガラス片と同じと判明しているという。はじめて読む人のローマ史1200年(祥伝社新書)/本村 凌二¥907Amazon.co.jp