平安時代に真鍮を使用(奈良県) 平安時代後期に書かれた装飾経「紺紙金字一切経」(荒川経)の金泥文字に銅と亜鉛を合成した真鍮(しんちゅう=黄銅)が含まれていたことが蛍光X線分析装置を使った調査でわかった。 真鍮の合金は、日本では江戸時代(18世紀)に普及したとされるが、12世紀に金の代用品として使われていたことが科学的に証明されたという。[奈良新聞・四国新聞]金属と地名 (日本地名研究所編「地名と風土」叢書)/著者不明¥3,456Amazon.co.jp