今日は、最近勉強のために読んだ
まるで「おとなの教科書」と言うべき本を二冊ご紹介します。
まず、本郷陽二さんの
『一言で印象が変わる さすがと思われる話し方』
です。
こちらの本は、新社会人の言葉の入門書としてはもちろん、
ベテランの皆さんにも是非読んで頂きたい一冊です。
正しい言葉の使い方を学べます。
たとえば、
・「了解しました」ではなく「承知しました」を使おう。
・「ご利用できます」では、敬語になりません。
などです。
「ご利用できます」は私も気になっていた言葉の一つで
見たり聞いたりする度に違う!と思っていました。
はっきり「間違い」と書かれているのを見てスッキリ!
正しくは「ご利用になれます」ですよー。
この本の文章は大変わかりやすいので頭にどんどん入っていきます。
私はすでに2回読みました。
定期的に復習も兼ねて読み続けていきたい一冊です。
…
もう一冊は、出口治明さんの
『座右の書 貞観政要(じょうがんせいよう)』
です。
中国の書物である貞観政要とは、
「あらゆる組織人が座右に置くべき古典の必読書」
なんだとか。
なんと徳川家康、北条政子も愛読したそうです。
どちらかというとリーダー向けですが、
部下の視点も載っているので
どなたが読んでもタメになります。
ただ、上司の皆さんには耳の痛い話が多いかもしれませんが。
例えば、どんなことが書かれているのかというと
・上司に信念や誠実さがあるか、ないかは部下に不思議と伝わる。
・上司は任せた以上、部下を見守り任せる。
などです。
私はどちらかというと部下の立場でこの本を読んだため、
こんなリーダーのもとなら楽しく仕事ができそうだ!
と明るく前向きな気持ちになれましたが、
リーダー目線でこの本を読むと
がらりと印象が変わるのだろうな。
今度はリーダー目線で読んでみよう。
こちらの本も定期的に読み直したい一冊です。
今回これら二冊を読んで感じたのは、
読んだだけでわかった気になってはいけないということ。
実践してこそ身につくというものです。