前回…紹介した《トウメイ》と同じで父母共に良血には程遠く、生産牧場も小さな個人牧場…だから売れるわけがなく、競馬専門誌の社長が義理で所有したくらいだったdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011852983278.gif
 
 
その馬の名は……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
《タケシバオー》
 
 
父・チャイナロック
 
母・タカツナミ
 
 
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これまたdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011535447573.gifトウメイ同様、馬主・厩舎の期待も少なく、夏の新潟デビューも流れで決まった程度deep-gizumoさんのブログ-o0020001811794305574.gif
新潟の2戦では勝てず、函館で初勝利deep-gizumoさんのブログ-o0020002011240589006.gif札幌で一度使い、勝てそうなレースを選び福島へ移ってから連勝をし、師走の【朝日杯3歳S】を含め、6連勝を飾ったdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011772070480.gif
その中でもダートを使った時、2着馬に8馬身差で快勝したdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011313562857.gif
 
 
春になり、クラシックでも人気になったが【皐月賞】【ダービー】ともに2着と優勝には手が届かなかったdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011527078430.gif
 
秋は【菊花賞】に向かわず、オーナーの意向によりアメリカへ遠征【ワシントンDCインターナショナルレース】に出走。しかし…レース中に怪我をしてしまい完敗に終わったdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011313562848.gif
 
 
 
 
若駒の時に強かった馬は『早熟馬』と思われがちだが、この《タケシバオー》は5歳(現4歳)が最強だったと言われているdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011514631571.gif 
 
 
年始めの特別レースは2着だったが、次走の【東京新聞杯】を快勝してから再び連勝街道に入ったdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011515155543.gif
 
 
目指すは【天皇賞・春】であるdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011535447573.gif
天皇賞前に選らんだレースは、今では考えられない…1600mのオープンdeep-gizumoさんのブログ-66吹き出し1.gif
そのうえ、60kgを背負っての出走deep-gizumoさんのブログ-o0020002011240589006.gif
ここでもタケシバオーは、そんなハンデを嘲笑うかのように2着馬を9馬身差で圧勝deep-gizumoさんのブログ-o0020002011467711842.gif
 
 
2週後本番【天皇賞・春】では当然の1番人気deep-gizumoさんのブログ-o0020002011535447573.gif
 
前年、三強と呼ばれていた《アサカオー》《マーチス》も参戦していたが、『今や敵ではないdeep-gizumoさんのブログ-文字系_吹き出し_6.gif』と言わんばかりの勝ち方だった。
 
 
天皇賞の快勝後…3戦を戦い勝利を手にして、再びアメリカへ…deep-gizumoさんのブログ-o0020002011789283375.gif
 
だが…到着後、体調を崩した事もあり、前年同様…最下位で終わったdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011313562848.gif
 
 
 
タケシバオーのGⅠ勝ちは朝日杯3歳S(当時、GⅠではない)と天皇賞のみだが、日本初の1億円馬となる。
 
それよりも、この馬の能力…距離・馬場関係無く、オールマイティーなパフォーマンスを繰り広げてくれたdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011240589006.gif
 
アメリカへ行かず、菊花賞と有馬記念へ出走していたならばdeep-gizumoさんのブログ-o0020002011351966848.gif…と思うのは自分だけではないと思います。