ウルトラランニングにチャレンジ

 

野辺山、四万十、淀川、高山等などウルトラマラソンを卒業、フルマラソンのみに絞りこれから先も長く走り続けようと思っていたはずなのに、近隣のラン友さんと東の野辺山、西の村岡などと話しているうちに、村岡ダブルフルウルトラマランニングという響きに何を血迷ったかエントリーしてしまった。

 

偶然、同じようにエントリーしていたという大阪府連の山友さん達とキャンプ場で前泊り

地区挙げて催して頂いた前夜祭は、手作りのわらじお守り、虫よけトンボプレゼント、地元の方々の和太鼓演奏、地元高校生が演ずるソーランダンス、じゃんけん大会等々地区あげての歓迎ムードで盛り上げて頂いた

 

中でも清々しさを覚えたのは、会場や会場周辺で行き交う高校生たちの方からかけられる「お疲れ様です」という挨拶言葉、本来当たり前のことではあろうが若い世代からそういう言葉をかけて頂いたのも久しい。

とても気持ちよく楽しい時間だったが、早朝2時起きとあり前夜祭もそこそこに翌日に備える。

 

このイベントプロヂューサーは、平坦路がよほどお嫌いとみえて、僅にある平坦部は全コースの約10%程度か、とにかく坂を登って坂を降りて、又、坂を登って坂を降って、中でも激坂を駆け上がり標高960mの雨降る蘓武岳を超えて降って、今度は折り返し先ほど降った激坂の蘓武岳を又登り返す、果てしなく続く坂の連続

そしてエントリーしてくる参加者も、坂好きな人たちが集まってくるのだとか。

 

そんな過酷の中にも、沿道では地元ボランティアさん方の差し入れ、エイドステーションでは飲料水はじめ、お好み焼き、焼き肉、細巻きお寿司、プリン、そして驚いたのはなんとカレーライスも、そしてお茶漬け、オレンジ、バナナ、ブドウ、お菓子、豚汁、暖かいお茶、他ではない程の豪華なエイドサービス。

 

 

 

 

地元高校生の生バンド演奏、又、地元高校生のソーランダンス、そしてハイタッチでの激励、沿道応援者からの拍手声掛け等々、累積標高2800m、全行程88㎞は兎に角、坂、又、坂の繰り返し、配給の熊鈴をつけ夜明け前からスタート、ヘッドランプで日没後はるかにやっとこさのゴール。

 

 

過酷なレースにエネルギーを使い果たし、靴につけた計測用チップも外せないほど疲れ切って立ち上がることさえままならないランナーのどの顔にもようやく終わったという安堵感に包まれているようでした。

 

やがてイベント終了を告げる打ち上げ花火を見上げながらよく頑張ったと思うと同時に、準備から前夜祭、当日と支援、応援頂いた皆さんに感謝して会場を後にしました。