観音峯山

 

日程:24.06.14

山域:観音峯山(大峯山系)

天候:晴れ

 

行程:観音峯登山口(虻トンネルP)8:30→観音平→10:00観音峯展望台→10:50観音峯山→11:30三ツ塚→12:30法力峠→13:40五代松鍾乳洞→14:00修験節律根本道場→14:20洞川温泉→15:00観音峯山登山口(虻トンネルP)

 

梅雨入りはまだなの?などと心配しながらも晴れを選って日程変更と、勝手気ままに道楽山行

 

南朝の名残数々の碑と観音平と観音岩屋、観音峯展望台からの眺めと紅花山芍薬、空木系の白い花、そしてその毒性と旺盛な繁殖力が嫌われているようだが花自体は綺麗なジキタリス、

 

 

ウイークディーというのに、駐車場には5~6台が駐車され、ハイキング道では紅花山シャクヤクがお目当てのように見受けられる数組のパーティー、或いは単独ハイカーと行き交う

 

 

 

 

 

 

 

ハイキング道の傾斜が落ちると遮るものがなくなり、熱いな~と思わされるほどお日様に照らされと、見覚えある観音峯展望台の碑、そこから東側の目の前には大日岳、稲村ヶ岳、バリゴヤの頭、弥山岳、八経ヶ岳、頂仙岳が手に取るように、そして西側には少し遠くに大和葛城山、金剛山が望める、暑さにはすぐ慣らされその景色に爽やかささえ覚える

 

 

 

 

 

 

 

 

お目当ての紅花山芍薬も薄ピンクの花びらを見せそこかしこに咲いている、驚いたのは数年前にはまだ少なかったジキタリスがものすごい勢いで増殖していることだった。

以前、村の人々とハイカーが共同で除去作業をしていたようだが、これほど増えてしまっては手に負えないのかもしれない

 

再び緩い樹林帯を登ることになるが陽を遮り、爽やかに吹く風が心地よい、やがて樹林に囲まれた少し広いところに三角点標石と観音峯山と記されたささやかな木の板、幾組かがここで折返し降っていくようだ

 

 

 

目の前に稲村ヶ岳が広がる三ツ塚の開けた広場で昼休憩、ここでもジキタリスが蔓延っている

 

 

法力峠で稲村ヶ岳登山道に出会い、洞川方面へ降る、

 

五代松鍾乳洞入口前では洞内から流れ出てくる冷気のその冷たさに驚く

 

 

今はあまり踏まれていないような雰囲気の道を、本来の稲村ヶ岳登山口(修験節律根本道場)まで降る

 

洞川温泉宿街を経て山上川左岸沿いを降り元の観音峯山登山口へ

 

観音峯山、三ツ塚、法力峠、五代松鍾乳洞、洞川温泉 13㎞、7時間、長くなくそれでいて短くなく、険しい登りはなく、緩やかな登り降り、転落したり滑落する心配箇所のない登山道、

 

 

最期はリニューアルして一月あまりという洞川温泉で汗を流す

景勝価値ある、歴史的名残、花、山旅と名湯の一日でした