読図勉強会
日程:7月1日 13:00~16:40
会場:白鷺 N研究室
参加:N島 C條 I上 S藤m S藤t 5名
大雨に関する警告が、西日本から関東地方まで幅広く呼び掛けられた7月の初日
予て予定されていた読図勉強会、開催可否試案の結果、近畿地方に関しては重大な影響なさそうな予報に予定通りとアナウンス
集まった会員さんは5名
予め登山ルートを設定しておくと「ルートを外れています」と教えてくれ、タップすれば即座に現在地を示してくれるとても便利なアイテム、多くのハイカーや登山者が愛用する時代、今やそれがなければ山歩きが出来ないと云われる程の超優れもの、ハイキング道で出会うハイカーの多くがスマートホンを片手に歩いています もちろん私も大いに活用しています。
「こんな便利なものがあるのに、今更、紙の地図(地形図)で勉強会なんて古いよ、山アプリの使い方を勉強したら」 なんて声が聞こえてきます
読図勉強会を行う意味は、登山アプリケーションを決して否定するものではありませんし、むしろ積極的に利用すべきと思っていますが、アプリで分からなければ、行交うハイカーに○○に行くのはどっちですか?、或いは先行者の後をついていけばよい、ひとの踏み跡を辿ればよい、大概のところに赤布や赤テープはついているから等々
そんな山歩きが悪いわけではありませんが、自分でルートを調べ、自身で道を確認しながら、自分の力で山を歩けたらもっと楽しい山行が出来ると思いませんか
今回は入門編とは言いながら、道標や登山道の確認方法ではなく、紙の地図から山の高さや尾根筋の形状、谷筋、谷の深さ、山の傾斜、等高線が表す微妙な山の姿等々、いわば平面(2D)表現から立体(3D)を読み取るという手法、一般ハイキングでは殆ど使うことがないのでなじみの薄い手法、紙の地図から現在地を知り、紙の地図とコンパスで進むべき方向を導き出す手法の入門編です、今回勉強会に参加された方々の内には、いつも山行に地図持参するかた、されない方様々でしたが紙の地図から実際の地形を読み取るには、実地体験から、この傾斜は、この尾根は、この谷は、この谷の曲がり具合は紙に表すとこういう風になるのかと何度も実体験を繰り返さないとまず飲み込むことはできません。
分岐点で地図から登山道を確かめるそれも大事ですが、地形図から様々な情報を読み取る楽しみ
道迷い予防や、転滑落危険個所への立ち入り予防等から安全確保は勿論ですが、やはり普段から紙の地図を持ち歩きと実際の地形と比較しながら常に現在地を把握し、次にどんな場所(地形)があるのか想像出来たら安全で楽しい山歩きが出来るような気がします。
みなさん
山行には、いつも地形図を持参してみませんか
様々な発見があるようにおもいます