氷ノ山

 

日程:2023年3月12日

山域:氷ノ山(氷ノ山・那岐山国立公園)

天候:晴れ、頂稜部一部強風

参加:N岡、N島、O西、S藤、OB 計5名

 

2022年度締めくくりの例会山行は氷ノ山へ

山行そのものは日帰りも若干遠隔とあり前夜発の麓泊(聞こえは良いが駐車場片隅に明け方までテントを張らせて頂いた)

 

このところ春を思わせる陽気が続き、メディアから桜開花予想もよく聞かれるようになった

例にもれず、氷ノ山もこの暖かさに日向はもちろん影さえも氷結部はなく、緩んだ全行程をツボ足で通した。

 

陽当たりの良い一部雪面にはクラックが走る。

青空の下、氷ノ山越から山頂へ続く稜線からは鉢伏高原から那岐山方面、三の丸方面の稜線も手に取るように広がり、気持ちのよい尾根歩きコースとなったが黄砂なのか彼方の山並みは霞に包まれていた、又、この稜線から兵庫県側に延びる雪庇も例年より小さいようだった。

 

コシキ岩を北東に巻く夏道のやや下方には斜面を直線に横切るように立派?なトレースが付けられていたが、緩んだ雪の状態からそれを嫌い、それより上部コシキ岩の裾を撫でるように(夏道を)アンザイレンでかわした。

山頂から古生沼~千本杉辺りまでの雪田部では猛烈な風(N岡CL曰く20m/sは超えてる)に煽られヨタヨタする有様、又、今回は、夏道の神大ヒュッテに回ることなく、東尾根を忠実に辿り一の谷へ下る、東尾根登山口まで降ると、今日が今シーズン営業最終日というスキー場にはスキーヤ、ボーダーもほんの数えるほどの人数、ビギナーズゲレンデには積雪皆無の状況だった。

 

 

その昔 加藤文太郎が一夜の宿を乞うたという 地蔵堂

 

 

 

大阪労山初級冬山学校終了山行の面々とスライド 尾根上でしばし交歓会

 

 

まだたっぷりの積雪

 

気持ちのより尾根歩き

 

若干気味の悪い雪面トラバーストレース

 

雪面トラバースの上部に見える岩場に沿って進む

 

頂上避難小屋が目の前

 

雲が広がり始め、とっても強い風に、あ~ 帽子が~

 

あまりの強風 意志に背いて身体は斜向する始末

 

いつしか青空が戻り  東尾根休憩小屋 あとわずかです

 

 あ~ とても良い山行でした