三瓶山周回記

 

日程:11月8日(火)

山域:三瓶山(さんべさん) 大山隠岐国立公園

参加:S藤、OB1名

天候:晴れ

行動:姫逃池(ひめのがいけ)登山口6:10→8:00三瓶山(男三瓶山=おさんべさん)8:40→ 9:50子三瓶山→10:40孫三瓶山→11:40太平山12:40→12:50女三瓶山(めさんべさん)13:10→14:00男三瓶山→15:25姫逃池登山口

 

 

島根県太田市観光サイトには、三瓶山が下記のように紹介されている

三瓶山は、島根県ほぼ中央部、大田市と飯石郡飯南にまたがる大山火山帯に属する火山、大山隠岐国立公園に指定され、初心者にも登りやすく、中上級者でも登山を満喫できる山です。

自然林や見晴らしの良い草原を通るコースのほか、室の内(むろのうち)の周りの縦走路、観光リフトを利用し短時間で登るコースなど、6つの登山コースがある。

山頂からは、日本海や中国山地の山々、鳥取県の大山も見ることができ、360度の展望が楽しめる・・と

 

 

 

私達が選択したのは、男三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山、大平山(たいへいざん)、女三瓶山、兜山から、もとの男三瓶山と室の内(最後の噴火口後)の周囲を巡る周回コース。

 

前泊地から1時間足らず、三瓶山登山口(北の原)到着は、未だ明けやらぬ5:45、ヘッドランプで歩き始める登山口

 

晴れて風はなく、時々雲が日射しを遮る程度のハイキング日和

少し明るくなり、優しい広葉樹林帯を行く、やがて山麓周回道を過ぎると、少しずつ勾配が増し、やがてジグザク道に変わる頃から、冬用なのだろう少し高い位置にピンクの目印が要所要所に目立つようになる

ジグザグの登りが終わると急に開けたところに出たところに、三瓶山頂神社と小さな祠が祀られていた

 

 

男三瓶山から子三瓶山に向けて降りは、急勾配に加え砂交じりの岩場はとてもよく滑る、何カ所のも取り付けられたロープにすがりながら約300mを降りるが、雨なら更に大変だろうと思える砂混じりの岩場はいやらしいという形容がピッタリのルートに、この先を案じるがその後は、リンドウ、ナデシコ、小さい白いキク(後で調べたらリュウノウギクというらしい)、アザミ、ミヤマキリンソウ、〇〇フウロの草紅葉等などに癒されながら、ほぼのどかなハイキングコースだった。

 

子三瓶山

 

孫三瓶山 後方は男三瓶山 ここから大平山まではなだらかな尾根通しとなる

 

太平山から望む、右から男三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山

ここまで柏の木が目線に掛っていた男三瓶山、太平山に来てスッキリ見渡せるように

ただ期待した紅葉は、夏場の長かった暑さに生気を吸い取られたのか黄赤の鮮やかさを通り過ぎて枯色に近い紅葉、それでも遠目には秋色の山に見える

 

更に右から女三瓶山、男三瓶山、子三瓶山

 

女三瓶山  テレビ塔、電波塔が多数立ち並ぶ

 

女三瓶山から見る室内池(火口湖) 見ようによってはハート形に見えるという

 

女三瓶山から、男三瓶山(右)ともに子三瓶山を望む

 

男三瓶山頂上直下、噴火址の地層

 

ユートピアを過ぎて、兜山~犬戻し、核心部?短いが痩せ尾根

 

三瓶山頂小屋 中は綺麗に清掃されていた

 

大山方面を望むも霞んで同定不可

大きなザックを背負って登ってくる登山者が数名、今宵は山頂で月見をするという

そう今夜は月蝕、なんでも惑星まで加わるのは400年ぶりだとか

 

朝はヘッドライトを照らして通過した登山口

 

三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯 見た目も響きも如何にもひなびた温泉だったが

ところがとてもぬるく(男湯は丁度の湯温だったとの事)、同浴のご近隣にお住まいという奥様が「今日はぬるい」と、入湯料300円とお安いのだが、残念なことに温まるつもりが逆に冷えてしまった

 

今宵の宿安木市に向かう移動中は、400年に一度といわれる天体ショーを眺めながら