7月21日 5日目 谷川岳

 

谷川岳といえば、穂高、劔と並ぶ日本三大岩場とクライマーが引き付けられる岩の殿堂

今回、私達の選んだルートは西黒尾根、一ノ倉沢と違い、ロープやハーネス、三つ道具こそ必要としない一般登山道ではあるが、条例の危険地区に指定される

又、その急な激しい登りは、甲斐駒黒戸尾根、烏帽子岳ブナ立尾根と並び日本三大尾根と称される

 

この日は雨の心配はないものの、霧の湧きだしが早く

いきなりの急登をしばらく登ってから「樹林の隙間から、オキノ耳、トマの耳のピークが少し見えるよ」と、いわれ、そこに行ってみれば「あ~霧に隠れちゃった」の繰り返し、それ以降頂上稜線に出るまでピークはみられなかった、それでもマチガ沢の雪渓、高いところには青空、クルマユリ、ハクサンフウロが添えらすっきりとした岩尾根の連続、三大急登ということを忘れさせてくれる、私の好きな登りが出来た西黒尾根でした

 

行動:

谷川岳インフォメーションセンター4:30→土合駅→5:00西黒尾根登山口→7:20ラクダの背→藪沢分岐→9:00ザンゲ岩→9:40トマの耳→10:10オキの耳→トマの耳→11:10谷川岳肩ノ小屋→12:20熊穴沢避難小屋→分岐→13:10天神平

 

 

ここからいきなりの急登が始まる 西黒尾根登山口

 

双耳に霧が掛かる谷川岳 マチガ沢に残る雪渓が象徴的

 

 

樹林帯を抜けるとスッキリした岩尾根が快適

 

 

 

ラクダの背

 

 

ガレ沢の頭

 

 

 

この登りの厳しさに思わず懺悔をしてしまうのだろうか

 

ザンゲ岩を超えると傾斜も落ちて頂稜近い雰囲気となる

 

頂稜直下の雪渓 ここまでで会った登山者は5~6名

 

天神尾根合流

 

トマの耳(谷川岳)に先客がひとりと未だ静かなピーク

 

釣り尾根の向こうがオキの耳

 

オキ(トマ)の耳、なんだか北海道の山みたいなネーミング

 

一ノ倉岳方面

 

仙の倉方面

 

再びトマの耳へ戻って見れると天神尾根からの登山者が大勢上がってきて賑やかに

 

天神尾根 天狗の溜まり場でおふざけピーズ