東北の山紀行2020

 

   期間:2020年7月29日~8月8日(含移動日)

   訪県:岩手県、秋田県、山形県、宮城県、福島県、栃木県、新潟県

   行者:S.mieko  N.syoko S.toshiaki 計3名

   目的:東北の山巡りシリーズ そのⅢ(2020)

         

   訪問山域:7県 8山域、

    *お時間がありましたらスライドをご覧に(下記、山名をクリック)なってください。

  7月30日 早池峰山(岩手県)            

  7月31日 焼石山(岩手県)  

  8月1日  栗駒山(秋田県、岩手県、宮城県) 

  8月2日   神室山(山形県、秋田県) 

  8月4日  那須岳(栃木県、福島県) 

  8月5日  会津駒ケ岳(福島県)     

                            同movi             

  8月6日  燧ヶ岳(福島県)            

                           同movi             

  8月7日  越後駒ケ岳(新潟県)     

 

世界を巻き込んで大暴れの新型ウイルスに、大いに悩んだ夏山でしたが、どうしても、昨年残した早池峰山と会津駒ケ岳を訪れてみたく計画しました。

コロナ騒ぎは更に広がりを見せるも、登山期間中、更なる要請、規制もなく、又、ご当地の人々から冷たい視線を受けることもなく、天候に大きく惑わされることもなく、更には、比較的高齢者揃いの私達に健康の問題もなく計画を進めることが出来ました。

只、緊急連絡先をお引受け頂いた皆様には、日程変更、計画の追加と大変ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ありませんでしたが、私たちにとっては、充実した、又、忘れえぬ東北の山巡りとなりました事に感謝いたします。

 

雑感:天空の楽園、会津駒ケ岳で出会った登山者曰く、ここは「天空の楽園」と言われてるのですよと。初めて訪れた私たちにとって、何れの山も天空の楽園に思えて、贅沢に時間を使った、はじめての花に出会ったり、数々の美しいお花畑、絶景についつい立ち止まってはカメラを向け、休憩時間は少な目だったはずなのに行動時間はいつも割り増しとなっていた。

 

天候:東北地方北部については、低気圧や前線の影響で曇りや雨等すっきりしないまま、結果、東北地方北部の梅雨明け宣言はないままとなった。

3日目、栗駒山では、思いもよらぬ豪雨に短時間見舞われるも、計画に影響を受けることはなかった。

 

又、展望が良いと紹介される山が多く、期待を込め登ったが、期間中、晴れ間は多かったものの、ガスに覆われることが多く、遠景まで見通すことは殆ど叶わなかった。

又、下山後の幕営中、夕立に見舞われること数度もこちらも差し障るほどのものはなかった。

 

登山道:融雪間もないところの登山道はやや荒れたままだったり、藪道となったままのところも所々見られたものの、全般にはよく整備され、有り難くご当地山関係皆様のご尽力に預かることになりました。

湿地帯の多い融雪後の東北の山では長靴がお勧めとのこと、焼石岳で出会った多くの登山者は長靴履きであった、ガイドさんもこの時期は、登山客に長靴を勧めているとか、しかし遠方からお出かけの登山者には荷がかさばるかと思います。

 

残雪:昨年に比べ約1カ月ほど遅い上、後半は東北でも南部域であり、雪渓こそ残っているもの、登山道にかかるものは1カ所もなかった。

 

装備:生活用具を除く夏山個人装備一式、共同装備として、ツエルト、火器、クッカー、防寒着(薄手ダウン上下)、お助けセット、応急セットを携行しました。