12月27日八千代緑ヶ丘の映画館にて

 

※ ネタバレあり

 

冒頭の薄暗い映像で期待が高まる

そして、待っていました役所広司登場!

非常に寡黙な役であり、暫く台詞はなし

朝起きて歯を磨き、髭を整える、といった調子

しかしながら、存在そのものが雄弁

 

僕は、Japan is wonderful系の言論人が好きじゃない

皇室、神社仏閣、おもてなし、親切心等に疑問を抱いている

冗談半分で、日本文化の特徴はトイレにこそあり、と述べたことがある

主人公がトイレ清掃人とは目の付け所が流石ヴィム•ヴェンダース(だからと言って、トイレをもって日本や日本文化が素晴らしい、というような単純な見方に陥っているわけではない、念の為)

 

今年一年の最高の締括りとなった

大作というわけではないので、歴史的な名画と比べるようなことはしないが、最大級の賛辞を送りたい

好みは分かれそうだけど、かなりオススメっす

 

ここから、ちょっと余計な事を書きます

過剰演技、心の声、街中での偶然の鉢合わせとかがなくたって、映画は十分成立する(あと、腹減った時のお腹グーも)

それらによって、作品の質を下げてしまっていることのいかに多いことか

日本の映画ドラマ制作関係者達よ、この「PERFECT DAYS」を観よ

 

 

#映画

#PERFECTDAYS

#パーフェクトデイズ

#役所広司

#中野有紗

#麻生祐未

 

ブログを読んでくださった方々、ありがとうございました

拙い内容が少しでも進歩するよう今後も頑張りたいと思っております

皆様、良いお年をお迎えください

 

 

追記

欲を言えば、真冬の日常も描いて欲しかった

そしたら、perfect!

 

2024 12 22 訂正  再度視聴時には、冬の場面は特に必要ない、と思った