令和4年10月11日から熊野へ一泊旅行した
約30年来の念願を果たせた
(母には悪いが、ハビリ施設に入所しているからできたこと)
4時起床、4時半出発(遠い所へ行く時のパターン)
時間的都合から飛行機を使った
羽田から南紀白浜空港へ
羽田までバスを使うことを強く勧める知人がいたので従うことに(帰りは電車利用、単に気まぐれ)
今回は2日ともガイドさんを申し込んだ
初日の待ち合わせ場所、大門坂まで空港からリムジンバスで2約時間
飛行機はたったの1時間なのに、と感じてしまうのはお約束
でも海や空を車窓から眺めていたらあっという間であった
思わず写真を撮った
紺碧の海から始まる秋の熊野路
この旅ナイススタート
そして、ここから本番
そう、かの有名な熊野古道!
澄んだ空気の山中、神々しい木々、鍛えた足腰にもきつい傾斜の激しい石段
メインディッシュ前の前菜で既に大満足
いや、思い起こしてみると、自分的にはこの古道が最も印象に残るスポットだった、と言える
忘れないうちに書き添えておくとガイドさんの案内も素晴らしいものだった
歴史的背景等を教えてくださったし、何よりも極度の方向音痴にとり、道案内が大変助かった
ここで初めて滝が見えますよ、という場所があり、その後道中2回、遠目から滝を眺めた
最終目的地は、もちろん那智の滝を眼前から見られる所
筆舌に尽くしがたい
※
前日の降水量が多かったそうで、滝の水量は通常の2倍ほどであった
お陰で迫力満点
しかしながら、水の量が多ければ良い、ということでもないらしい
美的観点、情緒的観点とかからか?
3時間くらい歩いた後のこの絶景
ガイドさんの計らい
ここで一句
古道踏み 秋旻(しゅうびん)下の瀑布かな
宿泊は予算の都合で安いホテルに素泊まり、温泉が付いているのはうれしかった
晩御飯は、ホテルの人に教えてもらった小料理屋で
マグロの中トロ、鯨の竜田揚げ等の後、締めは鰻のミニ丼
喉が渇いていたので、まずはビール、が急に疲れが出てしまい、うまそうな地酒は自重した
2日目は、神倉神社前で待ち合わせ
熊野三山のそれぞれの神社へとガイドさんの自家用車で連れて行ってくださった
神倉神社、本宮大社、大斎原、速玉大社を巡った
最初の神倉神社における石段のアップダウンが凄かった
ここでも古道を堪能した
お伊勢参りの際にも述べたような気がするが、僕は信心深い人間ではない
せっかくの神社をお参りするより、どうも古道をはじめとした自然に惹かれてしまう
熊野はかつて火山の活動が活発だったそうで、溶岩等の影響で、山や川などの形状に特徴がある
山の頂に大きな石が置かれていたり、山肌が不思議な抉れれ方をしていたり
飽きる事がない
キリがなくなるので、熊野紀行この辺でお仕舞いとします
※
今更ですが羽田空港って広いですね
もう少し親切な案内板にして欲しい
帰り京急線のほうに行こうとしても、なかなか分からない
結局2回人にきいた
南紀白浜空港では、帰りの羽田行きの乗り場をきいた時は、あちら1箇所にしかないですよ、と鼻で笑われた
まぁ、そりゃそうだ…