【ひろゆきvs川上量生】歴史は消える!闇に消えたIT秘史【ニコ動の奇跡】
YouTubeチャンネル ReHacQ−リハック−より

高橋弘樹
他にはどんな経営判断してたんですか?

川上量生
ひろゆきがいなかったらニコ動が世の中に出るのは1年遅れていました。

高橋弘樹
何に寄与したんですか

川上量生
「このままだせばいいんじゃないか」ってひろゆきが。
β版っぽく粗雑なままで。

高橋弘樹
確かにニコ動は粗雑だけどやっちゃえみたいな空気のプラットフォームのイメージがありますよね。

川上量生
あれは完全にひろゆきのアイデアで。
要するに直っていく過程をユーザーに 見せるんだっていう風にひろゆきは考えていて。
で、不完全な状態で出してそれがどんどん改善していく過程を
ユーザーと共に体験することでユーザーもこれは自分と一緒に
育てたサイトだという風に思うっていう。
ニコ動のプロトタイプをひろゆきに見せたら『このまま出しましょう』って。

 

高橋弘樹
ひろゆきさんはなんでそう思ったんですか?

ひろゆき
ゲームの下請け的な文化があったので。
完璧なものを作って納品するっていうのが当たり前だったんですよ。
でも、オンラインゲームみたいな
後からアップデートし直すよねっていうのはすごく少なかったので。
Web は割と正解がわかんないので出してみて
こっちだと思ったら違ったから直すみたいな
行き当たりばったりをどれぐらいの速さでやっていくかっていうのは
結構大事だったりするんですよね。