いつだったかの大昔

まだ私が若く、恐竜が町をあるいていた

頃だと思うんですが

「誰が」言ったかではなくて

「何を」言ったかが大事です

そんなことを本で読んだ気がします。

 

まあ、わかるんですよ。

そういうふうに考えられたら

立派だなというのはなんとなく。

すべての偏見を排して

その内容でもって

判断しましょうということですね。

 

でも、年をとって

仕事、子育てとそれなりに

いろいろとやってきて

いろいろな人と接してきた

今となっては

逆に思っています。

 

「誰が言うか」こそが

一番大事なのでは?と。

 

たとえばイチローさんの言葉にこんなのがあります。

 

「小さなことを積み重ねることが、

とんでもないところへ行くただ一つの道」

 

さすがですね。

私の息子が好きな言葉でもあります。

これイチローさんが言うから説得力ありますね。

 

これをギャンブル大好き

無職おっさんが言ったとします。

 

「小さなことを積み重ねることが、

とんでもないところへ行くただ一つの道」

 

え、積み上げる?

麻雀牌のことですか?

とんでもないところ?

〇〇のことですね。

となるだけです。

 

ようするに「おまいう」状態になるだけです。

 

実績とか好感度とかって

やっぱりその人がずっと苦労して

時間をかけて積み上げてきたものだと

思うんですよね。

だからこそ尊い。

だからこそお金では買えない。

だからこそ深みがある。

 

人に好かれる、嫌われるって

いままでの積み重ねの結果であって

そこから逃れることは

何人たりともできないのでしょう。

とことん嫌われてしまっては

もう何を言っても嫌われるだけなのでしょう。

甘んじて受けるしかないということです。

それか倍以上の時間をかけて

信頼を取り戻すか。

 

一発逆転ですか?

 

そんなものは

なろう小説の転生ものにしか

ないんじゃないですかね。

 

だからこそ

日頃の何気ない言動が

その言動のもとになる考え方や性格が

一番大事なんだろうと思います。