まだ子供が保育園に入る前の

小さいころだったのですが

私と同じように子供さんを

育てているお母さんがいました。

 

私と同じで多動の気があるんですかね

育児をするのもすごく大変そうで

彼女の話を聞くたびに

「大変だよね」

「あるあるそういうこと」

と共感を持って聞いていました。

時にはともに笑い

時にはともに涙しました。

 

 

そんな日が長く続きました。

そのうちに私は彼女のことを

戦友のように感じ

お互いに応援しあっているような

気持になりました。

 

しかし、いつからでしょうか?

そのお付き合いに違和感を感じるようになりました。

 

この前高価な美容整形をしてきたんだけど

綺麗になったかな?

と見せつけられたり

ハイブランドのバッグをとっかえひっかえ

持ち歩くようになったり

お子様の偏差値を自慢してくるようになったり

私には縁がないような

キラキラした集まりの写真を見せつけてきたり。

 

 

多分、最初からそんな感じのひとなら

そもそも仲良くもならなかっただろうし

どうでもよかったとおもうのです。

 

でも急に彼女はかわってしまって

私には逃げようもなかったのです。

 

ブランドものやキラキラした集まりそのものは

特にうらやましくなかったですが

暮らし向きに余裕があるみたいに見えて

その点は正直いいなあと思いましたし

なんでこれ見よがしに

見せつけてくるんだろうとも思いました。

「うらやましい」とか言ってあげないと

いけないのかなと気をつかったり

またそんな風に考えてしまう

自分自身のことも

どんどん嫌いになってきました。

何を言っても

「嫉妬でしょ」と言われそうだし。。

 

そして彼女の口から育児を捨てると聞かされた時

私は彼女から距離を置くことにしました。

 

って、これ実は、昔から読んでいた

あるブロガーさんのことです。

 

ブログって基本的に

「共感」が一番大事だと思うんですが

このブロガーさんは

なんでわざわざこんなことしたんだろう?

と今でも思います。

 

なにをしても無条件に

「すごい!」「成長した!」

とか言ってほめてもらいたかったんですかね?

でも残念ながら私は

彼女のお父さんでもお母さんでもありません。

あくまで同じ境遇だからこそ

私は共感し応援していたのです。

そのファンを上から見下すようなことをして

彼女の中に

どのような闇があったのか

どのような闇があるのか

今考えてもうすら寒い気持ちになります。