私は国王のわりに気が小さいので

めったに言い切ることってないのですが

今回は言い切ります。

 

ブロガーが絶対にしてはいけないこと

それは

身バレ

です。

絶対です。

絶対にしてはいけません。

(もちろんお仕事用など身バレ前提のブログは別です)

 

芸能人やスポーツ選手でも有名人は

自分のプライベートはきっちりと守りますよね。

少々のコストはかかってもそこは必死に守ります。

なぜならそこが人間にとって

最後の砦だからです。

プライベートを崩されてしまっては、

自由

という人間にとって最も大事なものの

ひとつが確実に失われるのです。

 

特にブロガーというのは

専門的なジャンルを除けば

自分のプライバシーを書いて読んでもらう

というのがお仕事になります。

なんせWeb Log(WEB上の記録・日記)が

由来ですからね。

 

そこで身バレが起きると何が起こるか。

 

バーチャルとリアルの線引きが

完全になくなってしまうのです。

 

例えば、ある教育系のブロガーが

 

「自分の子は格下の学校にレベルを落とした」

「私の子供は合格したけど、同級生は落ちてかわいそう」

 

とブログ上で発言したとします。

 

これが身バレしていない状況であれば、

非常識で胸糞悪い発言だなとは思うものの

それどまりです。

ふーんで終わる話なのです。

 

それが身バレしているとなると

まったく意味は違ってきます。

 

それは自分の周りを完全に敵に回す行為になります。

 

なぜなら

身バレをした瞬間に

ブログ上で発する言葉は

どこかのだれかに向けたものではなくなるからです。

身バレをすることで

それはリアルな特定の誰かに向けたものになるのです。

 

そしてそれは内容によっては

完全に喧嘩を売る行為に他なりません。

 

 

 

良いとか悪いの話ではないのです。

合ってるとか間違ってるとかの話でもないのです。

うかつな発言ひとつで

あなたのすぐまわりを敵に回す可能があるのです。

 

これはセキュリティの話なのです。

自衛という観点で

身バレは最悪の行為と呼ばざるをえません。

 

あなたの言葉によって

どこに敵を作ってしまったのか

あなたにはわからないのです。

もしかしたら、それは友人と思っていたひとたちかもしれません。

もしかしたら、お隣さんかもしれません。

 

私の娘が好んで見ていた

ある姉妹YouTuberは

住所バレをしたということで

引っ越しをされていました。

 

このことについて

私は決して大げさではないと思います。

現実の暮らしに影響が出てからでは遅いのです。

このYouTuberの引っ越しは

極めて現実的で賢明な判断だと思います。

 

もし身バレをしてしまっていて

さらに引っ越しも難しい状況であれば

どうか発言内容に十分にお気を付けください。

 

自分から敵を作るような発言だけは

本当におつつしみください。

強くお願いいたします。

 

最後にOASISというミュージシャンの

Gas Panicという曲の一説を引用して

この文章を締めくくりたいと思います。

 

Cos my family don't seem so familiar
「私の家族もよそよそしくなって」

And my enemies all know my name
「全ての敵は私の名前を知っている」

And when you hear me tap on yer window
「私が窓を叩く音が聞こえたなら」

Yer better get on yer knees and pray panic is on the way
「膝まづいて祈った方がいい。パニックはもうそこまで来ている」