昨日無事日本に帰国し、今は両国にある隔離専用ホテルに収容されていて暇ななので、帰国までの事を折角なのでブログに残そうと思います。


5月12日水曜日のANA NH216 でパリから羽田行きの20時発の飛行機✈️だったのですが、まだロックダウン中なのでレストランやカフェも開いていないのでlater check outにして15時近くにホテルにいました。ホテルで13時のニュースを見ていたら、明日から4連休ですが、フランスなので今日の午後からみんな休みを取って移動し始めるので、今からパリ市内は大渋滞が予想されるとやっていて出発日を少しミスった感じが否めなかったですびっくり


とはいえ、流石に15時に出れば18時までには空港には着くだろうと信じて15時にタクシーを呼びました。

今回の帰国に際して、フランスのタクシー大手のアプリG7を入れたので、アプリで呼んだら3分後に来ました。



このアプリのメリットは、予約をする際に行き先を入力するのでタクシーの人に口頭で行き先を伝える必要がないことと、予約をする時に大体のタクシー代が明示されるので、パリのタクシーであるボッタクリには合わないということです。

クレジットカードを登録が必須なのですが、到着後勝手に支払いされるので、お会計するが必要がなく便利でした。

デメリットは予約をすると、予約代7€を取られるのがかなり痛いのですが、会社に精算するのでまぁこういう時に利用するには便利でしたニコニコ




さて、タクシー🚕に乗ってシャルル・ド・ゴール空港行きであることを確認して出発したのですが、何故か逆方向に走って行くタクシーガーン

流石にタクシーの運転手さんに、シャルル・ド・ゴール空港であってるよね?ロワシー空港じゃないよと突っ込んでみたら、タクシーの運転手さんに、

「今日は昇天祭の連休前日でもう渋滞してるからなるべく渋滞を回避するルートで遠回りしてるだけだよ。」と言われました。

やっぱりもうパリ市内は渋滞してましたえーん

普通であればエッフェル塔近くのパリ市内からシャルル・ド・ゴール空港は45分くらいなのですが、今日は1時間以上はかかるとのこと。

とはいえ、飛行機の時間までは余裕なので、渋滞で暇なので運転手さんと会話を楽しむことにしました。


私が怖いのは渋滞よりものは事故の方である事を伝えたら、

運転手さんに

「小規模の事故なら1時間くらい進まないくらいだから大丈夫だけど、

一度空港とパリ市内間で大規模な事故渋滞にはまって、19時に出発したのに到着したのが朝の4時だった事があるけど稀だよね。

その時は事故現場にレッカー車とかが入れなくてヘリコプターで事故処理したんだよ。お客さんは泣いてて大変だったよ。」と軽く言われましたガーンそりゃあお客さん泣くよね、、、

続けて、「今日はロックダウンが最近緩んで10キロ制限の移動制限がなくなったから、パリジャンはみんな海を目指しているはずで、空港に行く高速に乗れれば車はいなくなると思うよ。」

と言われました。

「みんな海にやっぱり行くんだー。土日天気悪いし、まだ泳ぐのに寒くない?」と返したら、

「フランス人だから海の砂浜でボーっとした後、美味しいもの食べるのが楽しみだから、泳ぐとか出来なくてもいいんだよ。」とのことでした。

話を続けていたら、

コロナ発生後からシャルル・ド・ゴール空港にお客さんを運ぶの久しぶりで、もうシャルル・ド・ゴール空港はほとんど全部閉まっていて、2Eと2F以外はシャットダウンしていると教えてくれました。今はアジア、アフリカ間としか飛行機はなく、ヨーロッパ間のフライトはないらしいです。


運転手さんに、私もバカンスみたいに見えるけど違って、駐在を終えて日本に帰国する事を伝えたら、「お土産はちゃんと買えた?」と聞かれたのですが、

「お土産はお店が開いてなくて買えないのもあるけれど、日本にとったらフランスは危ない国だから、日本に帰ったらフランス帰りは隠さないと差別にあっちゃうよ。」と冗談で言ったら、運転手さんに爆笑されました。

ちなみに、運転手さんはアフリカ系の方だったんですが、アフリカも日本と同じでヨーロッパから来たとかいうと差別にあうと言っていました。

「南アフリカ変種の問題があったけどアフリカはあんまり問題になってないんだね。」と言ったら、

「コロナが変種しているのは、感染者が多い白人系の国の人が国を行き来をしてるからなんだよ。南アフリカはイギリス🇬🇧出身が多いから、南アフリカ帰りのイギリス人を調べたらたまたま発見されただけで、アフリカ全体の感染拡大自体は少ないんだよ。ブラジルもアメリカとかヨーロッパの人が持ち込んでしまったんだよね。」と言われて、ちょっと納得してしまいましたキョロキョロ

私の自論は、そもそもコロナウイルスは白人系の遺伝子に強く、だからアジアではあまり被害が出ていないて思っていたので運転手さんの考えと共通部分があります。

インドもイギリス人がよく行き来する国だから、結局インド内で感染拡大していても最近までは重症化する事は少なかったけれど、大量に感染拡大する中でウイルスが変種が出現なのかなぁと思っています。


いつも思うのですが、タクシーの運転手さんって、人の流れを直に感じていて、違う視点で世界が見えているので話していて面白いです。


それ以外にも、車のメーカーはどこがいいとか、奥さんがホテルに勤めてたんだけど無職になってしまったから、家にいてゴロゴロしていてどんどん体重が増えていって困るとか、世間話を1時間くらいして、あっという間に無事空港に到着しました。

別れ際に

「また落ち着いたらパリに戻っておいでよ。」

「うん、今度は観光しに来るね。」

と言葉を交わして気持ちよく空港に入る事が出来ましたウインク

渋滞はあったのですが、

旅はトラブルも楽しんだもん勝ちです。


第一関門のタクシー移動は気分よく終え、ほぼシャットダウンしているCDG空港編に続きます。