もうすぐロックダウンするかもしれないフランスですが、
流石に今回はロックダウンが濃厚なので、
フランスでは美容院の予約を前倒する人が多いと報道されたり、
身近だと私の同僚は、田舎のある別荘の工事を前倒したりと、
フランス全体で危機感を感じ始めました
ということで、こういう時はスーパーも品薄のもの出てくるのですが、
2日前にスーパーに行ったら、
いつも購入しているミネラルウォーターのVOLVICが欠品していました
他のメーカーの水はあるのに、全部VOLVICよりも硬水。。。
困ったなぁと思い、少し遠出することも考えたのですが、
1，5ℓ×6本のかなりの重量があるミネラルウォーターを持って長く歩くのはなかなか大変なので、今回は同僚に勧められたお水を売っている近場のBioスーパーへ。
今回は、ピンクのパッケージが目を引くRosée de la Reineを購入して見ました。
お値段は当たり前ですがVOLVICよりも高かったです
フランス人はミネラルウォーターを飲んだり、料理に使用するは当たり前なので、
例えばブリオッシュ作りをしていて、同僚に相談したときも
「使用するお水は、水道水でもなく、ミネラルが豊富なミネラルウォーターでもなく、
Ｃｒｉｓｔａｌｉｎｅくらいのニュートラルなものを最低でも使わないと駄目だよ。」
とかかなり細かい指導がありました
お茶に関しても、ブリオッシュの指導をしてくれていた同僚とは別の同僚と話している時に、
日本から持ってきた緑茶をＶＯＬＶＩＣで入れたらなんか美味しくなくて。。。と言ったら、
「いいお茶を入れるならほとんどミネラル含有率がないＢｉｏスーパーで売っている水じゃないと美味しくないよ。」とアドバイスをされました。
フランスはスーパーの水コーナーに並ぶ何種類もの水を用途によって
当たり前のように使い分けているんですね
ミネラル含有率はRésidu à secの値を見るとわかるのですが、
Rosée de la Reineは26．8 mg/ℓでした。
ちなみに、私が愛飲しているVOLVICのミネラル含有率は130mg/ℓで、
日本でも時々見るEVIANは345mg/ℓ、
強度の硬水でダイエット効果もあるContrexは2078mg/ℓです。
とりあえず、今朝は緑茶に使う前に、そのまま飲んでみたのですが、
確かに飲み口が軽く、香りもほとんどなく、完全な軟水で、とても飲みやすいです
ということで、緑茶を入れてみたのですが、
日本で飲んでいた緑茶に限りなく近い渋み、甘みがあり、美味しかったです
久しぶりに美味しいと思う緑茶を飲めました
VOLVICで入れると、なんか緑茶がぼやけた味になるんですよね。。。
正直私はご飯もVOLVICで炊くとなんか美味しくないのもあり、
ほぼ炊かなくなってしまったのですが今度ご飯もこのお水で炊いてみたいと思います
ミネラル含有率が低いミネラルウォーターとしてはMont Roucousも有名のようですが、
私の家の近くのBioスーパにはなかったので、また見つけたら買ってみたいです。
ロックダウンの欠品も時にはルーティンを変えるいい機会になるので悪くはないです。
そして、
日本のように水が豊富でかつ、
軟水の水が当たり前って実はとても贅沢なことだと身をもって実感します。
日本人の味覚が他の国の人よりも発達するのもわかります。
そして、水回りの掃除も楽ですし。。。
フランス語がある程度出来る人であれば、
以下のサイトに、「どの水を飲むべきなのか？」ということが
わかりやすく説明されているのでお勧めです↓