最近食べ物のブログだけだったので、久しぶりのフランス語です。

 

コロナ問題が落ち着かない今年は例外ですが、

通常クリスマスや年末年始を実施するこの時期フランス人は

久しぶりに両親や親戚、古い友達に合う際にBisous(ほっぺにキス)で

挨拶をするのは当たり前のことですが、câlinをする人も多いです。

 

このcâlinというのは、日本語にない習慣なので直訳が難しく、

去年ちゃんとした日本語訳を知りたくて日仏辞書で調べたら、

Faire un câlinというのは、男女の営みであるような日本語訳が書かれていて、

「いやそういう時に使う時も婉曲にはあるけれど、

通常はその使い方じゃないからえー?」と思いました。

なんで気まずい方の訳しか日仏辞書に書かれていないかは謎です(笑)

 

しょうがないので、フランス語のWikipediaで調べたら物凄い長い説明が。。。

興味がある人はサイトをどうぞ。

 

Câlin — Wikipédia (wikipedia.org)

 

日本語で簡単にまとめると、

un câlinというのは、

抱擁またはキスと組み合わせ友情、愛情、愛、兄弟愛、

または同情の気持ちを表現すること。

です。長い。。。

 

ちなみに、日英の辞書とGoogle 翻訳でも調べたのですが、

un câlinはHug(抱擁)であることが書かれていました。

ハグと言われると大分しっくりきます。

 

ちなみに、この時期はクリスマスシーズンでテレビを見ていても、

帰省をするシーンになると、おばあちゃんが孫や子供に対して

 

Mon petit, fait moi un câlin.

(私の可愛い子、さぁハグをして。)

 

とcâlinを求めるような台詞を言って、

おばあちゃんとハグをする子供のシーンをよく見ます。

正直恋人同士よりも家族とかだったり、親友同士でよく使われるんですよね。

 

日本では抱擁って気軽にはしないので、

日仏辞書のようなちょっと時代錯誤な日本語訳になってしまったのかもですが、

そのまま捉えてしまうと実際フランスで聞いた人が、

あらぬ方向に勘違いしてしまう可能性があるので、

ハグをすると言う意味が足されることを祈ります照れ

マイナーな言語なのでアップデートが全然されないのが悲しいですアセアセ