昨日会社の組合が値引きをして売ってくれている、
ちょっと高めのチョコレートが宅配で届いたので、
管理人さんのところまで取りに行きました。
この時期はクリスマス時期の上に、ロックダウンの影響で宅配物が多く、
管理人さんが置くスペースがないから早く取りに来るようにとの注意書きが
貼られていたので管理人さんの機嫌を損ねないようにすぐに取りにいったのですが、
いつも以上に愛想がよくちょっと怖かったです
なぜなら
これはクリスマス前だし、たまたまいいことがあったから機嫌が良かったからとかという
理由ではなく、無言のメッセージなのです。
実はフランスにはアパートの管理人さんや郵便配達屋さん、消防士さん、ナニーさん等に
クリスマスか新年にお年玉を渡す習慣があり、
この時期なるべくこのお年玉を多く貰うためにいつもよりも愛想がいいです。
実は宅配物を代わりに受け取って管理してくれているのは、
管理人の仕事の契約にはなく、あくまでもボランティア精神で行っているので、
年末のこの時期にお礼をするためにお年玉をするような伝統が残っています。
一応管理人さんに挨拶に行ったとき、遠回しでこの説明は受けたのですが、
当時このお年玉の単語étrennesという意味がわからず、étrennesって何?
的な返しをしたら管理人さんが
「まぁあなたは(外国人だし)気にしなくてもいいわよ。」と返してくれました。
一応気になったので、étrennesって何?とアパートに住んでいる同僚に聞いてみたら
説明をしてくれて、やっと意味がわかりましたが、
同僚は「私はこの習慣は嫌いだからお年玉はあげないわよ。別に強制じゃないから。」
と感想を付け加えられました(笑)
私も実はロックダウンする前は宅配物は0で、
あまりお世話になっていなかったのでロックダウン前までは
外国人だから許されるかな?と思っていたのですが、
ロックダウンになり宅配物が増えてしまい。。。
流石にお年玉を全く渡さないのもちょっと悪いかなぁと思っていたので
今年は機会があるときに渡そうと思い封筒の準備をし始めました
久しぶりに、筆記体のフランス語を書いたのですが、
大文字の飾り文字のバランスはいつ書いても難しいです
ちなみに、この封筒に幾らいれるのか?という問題があるのですが、
調べたら大体家賃の5~10パーセントらしいです。
平均は50€くらいとのことだったので、まだ悩み中です
そもそも私は家賃が会社持ちでいくら払っているかもよくわからないのですが。。。
来年は日本に帰国するので、管理人さんと顔を合わせたりすることも多そうなので
とりあえず気持ちよくこのアパートを去るための投資をしたいと思います。