フランスはバターやチーズの種類も多いけれど、生クリームの種類も多く。。。。

日本で生クリームを買う習慣がなかったので、最初の頃は何が何だかよくわからず買っていましたが、

ここ最近ケーキやキッシュを作ることが増えたので、私のわかった範囲でまとめてみました。

スーパーの生クリームコーナーで見るものは、以下3つくらいにわかれます。

  • Crème Fleurette/ La crème fraîche pasteurisée liquide(左) :日本でよく見る液体状の生クリーム。ホイップクリームを作るのに使用できる。どんな料理にも使用できる一般的な生クリーム。
  • Crème épaisse /   La crème fraîche pasteurisée épaisse(真ん中):クリーム状の生クリーム。乳酸発酵をすることによって少し硬いクリームに仕上がっている。どんな料理にも使用できるが、発酵しているので酸味と香りが強い。料理に使うのもいいが、そのまま使用するのがいいらしい。
  • Crème d'Isigny(右): クリームで唯一のAOPが適応されているクリーム。種類としてはCrème épaisseと同じだけれど、AOPなのでContentinとCalvadosで生産されている。特徴としては、脂肪分が最低35%ないといけないので、ほかのクリームより濃厚でバターと生クリームの間のような感じ。私は時々バターみたいにパンに付けて食べている。

フランスの家庭料理ではクリームを使うことが多いので、フランス人はなんとなくこの料理にはこのクリームと使い分けているらしいんですが、私は基本的に液体状のクリームは甘いものに、クリーム状のものは塩気がある料理にと使い分けています。