山本草太、来季はSP&フリーともに新プログラム『4回転フリップを組み込みたい』
京都フィギュアスケートフェスティバルが9日、京都アクアリーナで開催され、23年全日本選手権3位の山本草太(中京大)が激しく舞った
仲の良い友野一希(上野芝ク)に誘われて参加。演目では今季のエキシビション曲『Teeth』を滑り、観衆から拍手を浴びた
今季はスケートカナダを制してGPシリーズ初優勝。全日本選手権で3位に入り、初めて表彰台に上がった。ラストの大会となった四大陸選手権は4位だったが、今後に向けて大きな手応えをつかんだ
『少し波のあるシーズンだったけど、すごく自分の中で成長できた。昨季はジャンプ優先になっているところがあった。今季はジャンプへの流れだったり、演技全体を通してレベルアップできた』
度重なる右足首の故障を乗り越え、24歳になった今も進化する。来季はSP、フリーともにプログラムを変更する予定。ジャンプでは4回転フリップの完全習得を目指す
『今シーズン、4回転はもう一つ必要だなと感じたので、そこはオフに練習していきたい。フリーで4回転フリップを組み込んでいけたらなと思っています』
休む間もなく鍛錬を重ね、来季は新たな山本草太を披露する